あらすじ
いじめ、誤解、死、誕生…季節はめぐり事件を経て、礼智(らいち)は少しずつ「知らない」ことを知っていく。そんなとき現れた、礼智にうり二つの少年・枷島十一(かしまじゅういち)に急激にひかれていく礼智だが…
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もう少し知りたい
終盤に突然出てきた十一との話があって完結。
もう少しいろんなお話読みたかったな〜赤ちゃん誕生したらどうなるのか、佐藤は結局らいちの事どう思ってたのか、、
らいちパパは正直全然好きになれない。笑
自分が母になってるのもあるだろうけど。
Posted by ブクログ
1〜完。うーむ。濃い。清冽な空気の中にある凛とした強さ、それから厳しさ。でも、ふかふかのマフラーはある。『地球密着型の感性を持った』少年・礼智(@三浦しをん)だけじゃなく、クラスメイトがそれぞれ個性的で強烈。
吉野朔実のマンガは哲学的だったり詩的だったりななセリフが多い。このマンガも、そこここに気になるセリフ、モノローグがあるのだけれど、ラストの十一のセリフ、「これはぼくの痛みで君のじゃない。そうだろ?」で、以前川上未映子さんがエッセイで同じような事(「みんながしんどくない事とわたしがしんどいのとは関係ないことだ!」的なニュアンスだったような)をゆってたのが印象的だった。
Posted by ブクログ
私がもうとっくの昔に忘れてしまったような子供達の世界のお話。だからなんだか可愛い。その中でも礼智と今林くんが好き♪そして礼智のお母さんも素敵♪
Posted by ブクログ
すごく好きなマンガなのに、☆をつけると5にはならない不思議。全体として好きだけど、個々の話は吉野さんらしいというか。
この巻で好きなのは、遠足のお母さんの手をつないで山をあがるところ。
今林君を立会人とするところも好きだ。
特別な少年は特別じゃなくなって、というのは、やっぱり友達がいることが境なんだろうか。