あらすじ
小さな謎にはいつだって、誰かの恋心が絡んでる――あったか謎解きご近所物語! 世間知らずな自分を変えたくて、神社で巫女さんバイトを始めようとしたお嬢さま女子高生すず。しかし手違いで巫女カフェでバイトをする破目に。そこである事件に巻き込まれたすずは、一見軽そうな神主・波留斗に助けられ、波留斗が神主を務める神楽坂の「恋衣神社」でやっと本物の巫女さんバイトができるようになるのだが、新たな謎と試練がすずを待ち受けていて!?
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Posted by ブクログ
秋葉原でとある事件に巻き込まれ、波留斗という謎の神主に救われた女子高生のすず。
彼のスカウト(?)により神楽坂にある「恋衣神社」で巫女として助勤を始めるが、それは彼女にとって「革命」を実現するための第一歩だった――。
恋にまつわる3話構成の短編集。
ほんわかほっこり日常系であり、謎解きもなかなか。
とにかく伏線の貼り方が秀逸。そうきたか、と笑わせられ、ハッと驚かされ。随所に回収どころが満載。仕掛けを見逃すともったいないので流し読みせずにじっくり楽しむべき良作。
(もしや第二章は「恋にまつわる」と「鯉にまつわる」を掛けたのだろうか…)
すずと波留斗の関係がうずうずと可愛い。やりとりにニヤニヤ。キュンキュンをキープしたままノンストップで2巻へ。
Posted by ブクログ
タイトルと表紙からは想像できませんでしたが、ミステリーでした!最近、御曹司ばかり見ていましたが、主人公がお嬢様でした。そこは本筋とは関係ないけど、彼は神社の跡継ぎだから、二人の仲がどうなってしまうのかとちょっと心配(というところまでは全然進展しないけど、2巻ではどうなるのかな)
Posted by ブクログ
自分を変えたい、と応募した巫女バイトは
巫女カフェバイトだった?!
連続短編で、2話目から巫女カフェバイトは
普通の巫女さんバイトに。
相手の家族関係はうっすら見えてきましたが
主人公の背後がさっぱり分かりません。
分かったのは『元』が親についているらしい、という事。
では今、彼女は一体なんなのでしょう?
2話目に出てくる少年が、背伸びをしていて可愛いです。
女の子は…好きな人は自分のもの! な
感覚でしょうか?w
とりあえず、3話目を読んで、否定をしてないと
恐ろしい事になるな、という教訓が。
素直が一番ですが、それが無理なら
心にもない事をいうのはやめましょう。
Posted by ブクログ
これもライトミステリーで、こっちは巫女さん。こう云うの結構好きで読んでますが、これはなんだろう、京都の珈琲店タレーランシリーズとか、京都寺町三条のホームズとかに近い感じ? まあ、ドラマ化狙ってるんでしょうかね、こう云うのは。
Posted by ブクログ
「その場所がどこであっても、-それを背負うのが他の誰かのためだったとしてもさ。そこでどう生きていくかを決めるのは、結局自分じゃん?俺は、どうせなら楽しんだほうがいいと思うんだよね。その中で何を大事にしていくか、自分で選べばいいんだよ。そうすれば、入口がどうであれ、それは間違いなく俺の人生になる」
まずまず…
結構大きな騒動が続くがその割りに締めがさらっとしていた気がする。密告については後味が悪かった。文体は読みやすい。後半は登場人物が急に増えた印象。