あらすじ
日米の両方で経営コンサルタントとして活躍、世界40カ国に拠点を擁するA.T.カーニーの本社取締役をつとめ
現在日本法人会長の著者が語る、グローバルエリートの働き方、モチベーション、仕事の作法。
「グローバルなキャリアを目指すには?」
「日本人が世界で活躍するために、どんな戦い方が必要?
」国際的活躍を目指すビジネスパーソン必読の一冊。
【著者紹介】
梅沢高明(うめざわ・たかあき)
A.T.カーニー 日本法人会長
東京大学法学部卒業、マサチューセッツ工科大学(MIT)経営学修士。日産自動車を経て、A.T.カーニー入社。日米で20年にわたり、戦略・マーケティング・組織関連のコンサルティングを実施。
テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」コメンテーター。グロービズ経営大学院客員教授。著書に『最強のシナリオプランニング』(編著、東洋経済新報社)など。クールジャパン関連の政府委員会で委員を務め、戦略の立案・推進で政府を支援。
【目次】
第1章◆世界が君を待っている
第2章◆グローバルエリートの仕事の作法を学べ
第3章◆日本に生まれたアドバンテージを活かせ
第4章◆グローバルエリートになるための処方箋
第5章◆キャリアを「シナリオプランニング」で考える
第6章◆グローバルエリートは、面白いことを仕事にする
第7章◆20年後の世界は、どう変わっているのか
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Posted by ブクログ
ATカーニー日本代表の梅澤さんにより仕事流儀の紹介。
彼自身が米国・日本でのキャリアを通じて得られた経験を踏まえて、どのような働き方が生産性を向上させるのかが説得力のある説明とともに記されている。
グローバル企業は世界共通の言語体系ベースのマネジメント(形式知)が行われているが、日本企業は暗黙知で動く。形式知は標準化全員の底上げに役立つ。
共通言語が設定されていない企業では意思決定に時間がかかる。
会議は議論または意思決定のどちらか。
数字に強いと勢いに流されない。
グローバルエリートの関心毎は自分が社会にどのようなインパクトを与えられるかということ。何か社会に爪痕を残したいと考えている人が多い。
失敗に終わっても行動を起こしたことで自身の考え(問題意識)は更に深まる。