【感想・ネタバレ】王女の初恋は金の獅子王に奪われて【書下ろし】のレビュー

あらすじ

王が亡くなり存亡の危機にある中欧の王国エルシノア。第二王女・アナスタシアは、隣国の大国、クールランドの新国王・ミハイルへの人身御供にされる。ミハイルはある因縁からアナスタシアを憎みつつも、その体に夢中になり……。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

ネタバレ

奪われた初恋に似合うストーリー

 日本の戦国時代にも人質を送る風習はありましたが、そこでもこの物語のように犯されていたのかと思うと興奮しますね。
 何も知らないアナスタシアが母の血のせいと淫乱に拍車をかけていくのは見ものだと思いますし、この初心な感じがヒーローをさらにそそらせる部分としてうまく機能していると思います。対して、今作のヒーローであるミハイルは俺様感を強く押し出していいますが、当初強引なセックスを強要してきた彼も徐々に優しくかき抱くようになってくれるのは嬉しいですね。終始自己中的な俺様を演じられてもヒロインがつらいだけなので、読者としてはツラくなります。その点、ミハイルは素晴らしいヒーローでした。

0
2016年08月18日

「TL小説」ランキング