【感想・ネタバレ】不思議絵師 蓮十〈二〉 江戸異聞譚のレビュー

あらすじ

今日も花のお江戸には不思議な事件があふれている。描くものに命を吹き込む不思議絵師、蓮十の周りではおかしな事ばかり。 蓮十にいつもやきもきの地本問屋のお嬢さん小夜。いなせで破天荒な悪友の歌川国芳。二人も加わり、江戸の町をいったりきたり。 十軒店の雛市で、鼠除けの絵から猫股が抜けだしたって? そりゃ大変だ! 実は蓮十が描いた絵で。放っておけないとばかりに、蓮十と国芳は猫股をふん捕まえようといさむのだが?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ2作目。
相変わらず蓮十は野暮豆腐だし、小夜ちゃんとの仲はもどかしい。
そのもどかしい様に、蓮十の抱える過去の重さを感じます。
今作では期待通り蓮十の過去が少し明かされていて、不穏な影もちらついています。
次巻ではその辺りに踏み込んでくる感じでしょうか。
戯画の三匹、お調子者の蛙と皮肉屋の兎と物知りの亀の掛け合いが微笑ましいです。
猫又どんの想いが八重さんに伝わると良いな。

0
2013年05月26日

「歴史・時代」ランキング