あらすじ
パラノーマル・ロマンス“超能力者=動物に変身する種族”シリーズ第10弾!狼チェンジリング“スノーダンサー”のアルファ、ホークにとって、サイの見習い戦士シェンナの存在はもはや無視できないものだった。幼い日いずれ“伴侶”となるはずだった少女を喪ったときから、ホークは特定の女性と関係を結ぶことを拒んできた。しかも相手はまだ19歳だ。群れを統べる立場の自分には若すぎる。しかし、ホークの中で紅玉色の髪をもつ魅力的なシェンナに惹かれる想いは抑えきれないほど強まって…。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
待ちに待ったアルファのホークと、サイのシェンナの物語。
上巻では、ホークの葛藤が描かれてる。
シェンナに”伴侶”の絆を与えてやれないからと、必死で距離を置こうとするものの、ことごとく失敗。
シェンナから結局離れていられずに中途半端にちょっかいをだしては、距離をおくの繰り返しで、シェンナに期待させては突き落とす…ってやってる感じで、わたしならいいかげんホークの顔にチョーパンいれたい。
今回は、この二人の他に群れの治療師のラーラと、シェンナの伯父のウォーカーとの恋も綴られてる。
こっちはウォーカーも穏やかだし、ラーラも優しい人柄でイライラさせられることなく、微笑ましく読んでてほっとする。
すっごく長いシリーズのように思えるけど、第10巻なんだよね。
毎回内容が濃いから、昔からずっと読んでる気にさせられる。