【感想・ネタバレ】実戦マーケティング思考のレビュー

あらすじ

マーケティング思考といえば、多くが論理思考のフレームワークを使ったものが中心です。
しかし、マーケティングの現場では論理思考だけではなく、心理面や人間性をも考えながら、マーケティング課題を考えています。
本書はそうした実情を踏まえながら、「論理思考」と「イメージ発想」を融合させて、現実的な思考法をトレーニングします。
使うツールはたったの7つ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

マーケティングコンサルタントの著者が
売上のあがるアイデアの出し方、考え方を7つのツールを使って
具体的に伝授。

「店舗の売り上げを改善するアイデアがでない・・」
「来週の企画会議がせまってるのに全然ネタが思いつかない」
「反応率の高いチラシを作りたい!」
「競合にかてるユニークな差別化された商品をつくりたい!」
といったかたにおススメです。

こういった悩みをかかえていても、「自分には才能がないから・・・」、などと
考えてしまうのではないでしょうか?

売れる、すなわちお客様にひびくアイデアを作るために必要なのは
先天的なセンスではなく、考え方を知っているかどうかです。

本書では7つのツールを使って、どうすれば売れるアイデアがだせるかを
徹底的に考えていきます。

使うツールは

1要素分解 アイデアを出す前に情報の整理をしておこう
2プロセス分解 マインドフローを頭でうごかしてみよう
3静止画イメージ あなたのお客様はどんな人?
4つぶやきイメージ お客様は商品をつかうときになんというか?
5動画イメージ 自社製品をえらぶときのお客様になりきったら?
6モーフォロジカル・アプローチ ユニークな考えをうむために組み合わせよう
7数値化&グラフ化 視覚化してわかりやすくしてみよう

の計7つです。

どれもいわれればあたりまえのことでそんなに難しいことではありません。
むずかしいのは常日頃お客様をいかに観察しているかどうか?という心構えです。

日頃からお客様を注意深く、観察しているかたが本書の考え方を身につけることによって、
真にお客様のニーズにあったアイデアを生むことができると思います。
それにしても、「考え方を考える」本はなかなかないですね。

自分も塾で生徒に「なんでそういうとき方が思いつくの?」っていわれるんですが、
これにこたえてないと確かに塾講失格な気がする(笑)

体系化されていないとどうしても、ひらめきとかセンスといった「あきらめ」に行きついてしまいます。

この本の考え方はわかりやすく、使えるものなのでアイデアでねえよ!って悩んでる方はぜひ使ってみてください。

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2011年06月29日

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