あらすじ
シートンが書いた動物物語の代表作「オオカミ王ロボ」。カランポー平原で牛をおそうロボを、なんとしてもとらえようと、毒やわなをしかけるが、知恵深いロボは全く動じない。だが、シートンたちが使った最終手段とは?さくさく読める世界名作シリーズ第8弾。
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Posted by ブクログ
シートンの伝記から来ました。
シートンの動物記は、科学的でないと批判もされましたが動物に興味を持ったり、自然を大切にしようとする心を育てる上で必読の書だなぁと思いました。
ブランカが殺され、ロボが悲しみにくれるシーンには胸が引き裂けるような思いがしました。
この話の他にギザ耳うさぎの冒険も収録。
動物たちの生き様が動物目線から楽しめます。
ほかのシートン作品も見てみたい!!
Posted by ブクログ
小四の息子の、夏休みの読書感想文のために一緒に読みました。実話ベースで書かれています。本当にこんなに賢い狼が実在したのか?!と驚かされるエピソードがたくさん書かれており、子供も大人もぐいぐい惹き込まれました。
息子が活字苦手のため毎回「お母さん読んで」となり、結局私が全部読む羽目になりましたが。。大人の私も大変楽しく読むことができました。オススメです。
Posted by ブクログ
最初はロボが怖かったけど、だんだんかわいくなってくる。
と、5歳児の感想です。
このシリーズは読みやすくて、シートン動物記に興味を持つきっかけになる。
Posted by ブクログ
・オオカミ王ロボが、パートナーのブランカを守ろうとしてわなにひっかかり死んでしまったところがかんどうしました。
・オオカミ王のロボが、人々にねらわれているのだけれど、ロボは牧場にかけているワナも、みごとにかわすのがドキドキします。また最後にロボがワナにかかって、白いオオカミもころされて悲しいです。
Posted by ブクログ
以前からシートンの本が気になっていたので読んでみました。
小学生向けに書かれているので、とても分かりやすかったです。色々な出版社からシートンの本が出ていますが、このシリーズを選んで良かったと思います。
オオカミのことが知れて面白かったです。とても頭が良かったり、2km先の匂いまでかぎ分けるという能力があることを知ってビックリしました。
オオカミは1905年、奈良県で見つかったのを最後に絶滅してしまったようです。ただ、剥製は日本に3体だけある
ということなのでいつか見てみたいです。
最初は、次々と家畜を殺していくオオカミであるロボに苛立ちを覚えました。でも、読んでいるうちに、ロボに同情というか、可哀想だなという気持ちが湧いてきました。パートナーのブランカが死んで、動物でも人間と同じような感情があるのだと知って感動しました。
ロボは最期、一点を見つめ一体なにを想いながら息をひきとったのでしょうか…
愛憎半ばする想い…いや、愛が凌駕する素晴らしい作品だったと思います。
Posted by ブクログ
子供の読書感想文の課題図書のため購入。子供が読んだ後、許可を得て読みました。挿絵が勘所を押さえてて子供にも読みやすいようにできてる。
オオカミの行動が詳細に書かれているし、くどくない。すごくわかりやすくて実話に基づいてることを忘れて読み耽ってしまう。
最後に写真で実物のブランカとロボを見られるのだけど、ブランカはほんとに真っ白な美人さんやし、ロボは巨大さが伝わる。当時の人はこの狼に対峙してそうとうな恐怖だったろうなぁ。
さらに、おまけでうさぎの話が入ってるのが可愛かった!これもうさぎの行動や食性なんかがすんなり頭に入ってくる。他の動物たちの話も読んでみたい。
Posted by ブクログ
カランポー平原で牛を襲うオオカミのロボをなんとしても捕らえようと、人間達が毒や罠を仕掛ける。でも、知恵深いロボはまったく動じず、人間をあざ笑うかのような行動を繰り返す。そこでシートンは…。「オオカミ王ロボ」の他に「ギザ耳ウサギの冒険」も収録。
これまで『シートン動物記』を一度も読んだ事がないので、読まず嫌いを克服するため、さっそく読んでみる事にしました。オオカミのストーリーだけでなく、ウサギのストーリーまで読めたので、シートンが残した動物記をもっと読んでみたいと思いました。本当は動物嫌いの私ですが、世界の名作に興味を持っている私としては一度は読んでおきたいと思いました。「10歳までに読みたい世界名作」シリーズをきっかけに、少しずつ読まず嫌いを克服したいと思います。