あらすじ
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国土を海に囲まれている日本は、輸出入の99.7%を船に頼っており、海上交通路(シーレーン)を確保できるか否かは、国家の存亡にかかわります。海上交通路の確保に重要な役割を果たすのが、海中を長期間行動できて隠密性が高い潜水艦です。日本に限らず海洋国家の多くが潜水艦を運用しています。また、核保有国の多くは、核弾頭を搭載したミサイルを積んだ原子力潜水艦を抑止力として運用しています。本書では、あまり知られていない潜水艦の秘密を解説していきます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
知らないことが多いと痛感した。
潜水艦の周囲の水によって艦にかかる浮力が変わるとか、音の伝わり方が変わるとか。
よって、操艦や索敵(ソナーを使った)には周囲の水をモニターするのが重要らしい。そんなの勘や経験則では処理できまい。情報の蓄積と、観測器の精度と、それらを処理するソフトウェアが勝負を左右するのだろう。
さすがにその核心には触れられていない。やんわりと軍事機密を避けているのだけど、その前段階でも十分に未知の話が多かった。
浮上すると、上甲板に逃げ損ねたコバンザメがいる、みたいな小ネタも面白い。
Posted by ブクログ
かなり面白かった。
それぞれの項目をコンパクトにまとめてあるんで情報としては薄いが、その分現代の潜水艦を俯瞰できる。
特に、航法については興味もった。他に、調べてみたい。