あらすじ
愛を知らない彼女に、男はただ寄り添い、ぬくもりを与える。必読のL・フォスターの人気シリーズ最終話!
氷のように冷たく、一目置かれる刑事――それが普通の男たちから見たマーガレットの姿だ。だが、ダッシュにとっては違う。彼女は美しく繊細な心惹かれる存在だ。会社経営者のダッシュは囮捜査に協力して彼女と親しくなりかけるが、マーガレットは何かを恐れるように、壁を築いて彼を近づけさせない。もどかしさを募らせたころ、彼女が何者かに襲われて怪我をした。きっとマーガレットは一人で乗りきろうとするだろう。ダッシュは強引に彼女の家に泊まり込んだ。自分が彼女を守る、そして彼女の心の扉を開けてみせる、と決意して。
■皆様、お待ちかね! 読むとハマる人気作家ローリー・フォスターの〈Love Undercover〉シリーズ最終話がいよいよ登場します。ヒーローは『隣人は切ない嘘をつく』でヒーローを務めた刑事ローガンの弟、ダッシュ。会社経営者の彼はどんなときも人生を楽しむ主義で、誰をも虜にする魅力の持ち主です。対するヒロインは、『聖母は涙にキスをする』でも大活躍した警部補マーガレット。優秀な刑事ですが、鎧をまとったかのように誰にも隙を見せません。しかしダッシュは彼女が隠し持つ繊細さとやさしさに惹かれ、どうにかして彼女を口説き、笑顔にしたいと思うようになります。そんなときふたりは事件に巻き込まれて…。ふたりの熱い駆け引きと、スリリングなサスペンスが同時に楽しめます!
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Posted by ブクログ
氷のように冷たく、周りから一目置かれる警部補マーガレット。
その氷の向こう側にいる女らしい彼女がみえるダッシュ。
ある夜、単独で囮捜査をするマーゴが襲われた。その現場に居合わせたダッシュは、強引に彼女を守るために家に移り住むことにした…。
裏表紙には「人気シリーズ最終話!」ってなってるけど、あとがきではキャノンの話が出そうなこと言ってるね。
続きは出たんだろうか。
ヒーローのダッシュ、一途で献身的でマーゴの仕事にも理解があって素晴らしいよね。
マーゴは自分の性癖を気にしてるけど、気にするほどのものは感じなかったなぁ。
ところで変な所が気になるんだけど、マーゴがヴァンに追突されてハンドルに額をぶつける…って、レクサスでエアバッグどうなってるのよ?と思った。
で、制御を失って電柱に衝突してからエアバッグが作動する。えー?って感じ。
今までもローリー・フォスターの本って、出てくるヒロインが他の本でヒーローだった男に見とれたりうっとりする場面あったけど、わたしは基本的に他の男に(特にヒーローの前で)興味持つようなヒロインが好きではない。
今回のマーゴは、ちょっとそれがいつもよりも気になったな。
最後、読み逃したのかもしれないけど、マーゴのパパが逮捕されてどんな容疑で結局どう関わってたのか、判らなかった。
☆は3つ。