【感想・ネタバレ】迷惑をかけないExcelのレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご購入前に、無料サンプルにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください】
Excelが招くビジネス現場の混乱……この一冊ですべて解決します!
「迷惑をかける」Excelとは…
・1つのセルに複数のデータを入力している
・1件分のデータを複数行にわたって入力している
・入力も計算も印刷も同じシートで行っている
・計算式を見えないようにしている
・たまたま知っている難しい関数を使っている
・数値も日付も同じ表示形式にしている
・参照式を別のセルにコピーしている
・参照元のセルが非表示になっている
・セルの結合を多用している
・グラフを消すときに行や列ごと削除している
上記のようなExcelシートは多くの企業で当たり前に使われており、誰もが何かしらの不便を感じながらも、改善されない状況が長く続いています。本書では、混乱を招く非効率的なExcelの使い方を改め、円滑に業務を行うための「正しい使い方」を解説しています。Microsoft MVP(Excel部門)を日本人で初めて受賞した著者が贈る、全ビジネスパーソンのための教科書です。
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

迷惑をかけないExcel
OfficeTANAKAの田中亨氏(たなかとおる)
実践ワークシート協会による著作。
とは言えどもほぼ田中亨氏の手によって作られている。
2015年6月15日初版第1刷発行。

よく分からないまま学ぼうと思いExcelの本を
いくつか購入してきた。
その中でも本書はそもそも論に立ち返り学ぶ上での注意点を示してくれている。
読んで良かった、買って良かったと思える参考書に出会える事は人生でそれほどは無い。大学受験でもそうだった。
学ぶ上で振り返るとこの本は無駄だったなと思ってしまう事はあるだろう。
しかし良い本に巡り合う為の必要なコストだと思った方が良い。

本書の3分の1近くで説教とも言える部分がある。
(OfficeTANAKAの公式youtubeチャンネルでも同じ事を言っているので是非見た方が良い)

ここが一番大切だ。
印象の残った点を列挙していくと

Excelの上級者の下で働いてもExcelスキルが上がらない理由

その方(Excel上級者)はExcelを使う上級者であって、
Excelを教える上級者ではないからです。
名選手が必ずしも名監督にはなれません。

Excelは道具なのです。それも、実務を遂行するための道具です。
私達は、Excelコンテストに応募する作品を作っているのではありません。
実務の道具を作っているのです。
難しい配列数式や、VBAのウルトラテクニックを使うべきではないのです。
なぜなら難しいやり方は、誰もが理解できるとは限らないからです。

上級者=長い数式は間違い

VBAは得意だけどワークシート関数は知らないというのは、いわば自動車の運転で左折はできるけど右折はできないと言っているようなものです。

VBAは得意だけどワークシート関数は知らないという人はVBAしか知らないのですから、つまりExcelのシロウトです。
Excelで何かを作る時は、機能・関数・VBAを幅広く使ってください。

関数は組み合わせて使う
関数の挿入ダイアログボックスを使ってはいけません
(個人的には単体で役に立つvlookup関数などは使ってもいいかなと思う。でも組み合わせるものだという認識を持っていないといけないのだろう)

0
2021年12月09日

Posted by ブクログ

読んでいる途中の『Excelでできるデータの集計・分析を極めるための本』と内容が重なる。

私も誰からもわかるようなExcelに出来る、3つの処理の考え方と、
ピボットテーブルをどう活かし、『人向け』の表にするか悩んでいたが、GETPIVOTDATA関数という解を与えてくれた。

また、Excelのワークシート分析ツールがすごくよく使える。
リンクされているブックや、入力されている関数。
わざわざセルを開いて探さなくても、一目でわかる。
これなら知識が及ばず、まだ手をつけられてないVBAも、しっかりと分析してくれるのではないかとワクワク感が止まらない。
退職者が作った関数の修正が終わったら、分析を元にVBAを学んでいく予定だ。

この本の良いところは、本の内容から、次に学ぶことへと繋ぐラインを得ることだと思う。

0
2021年04月25日

Posted by ブクログ

自分自身、周りがExcelの意味を分かってメンテナンスし続けるのに必要な考え方を示してくれる。
長いセルにせずに作業セルを作る重要性とか、曜日の付け方とか

0
2021年04月12日

Posted by ブクログ

100年に1人の〜と内容的にはほぼ同じ。エクセルを自分用にカスタマイズしたシート、マクロを使うことなく、誰にでも分かりやすく作ることを強調した本。その通りだ。

1
2016年01月17日

Posted by ブクログ

Excelを使う上での根本的な考え方を見せられ、「そーだ、そーだ」と言わざるを得ない事ばかりが書かれていて、非常に読んでよかった。
ためになる、と言うよりもそもそもExcelって、ということを話され、ぐぅのねも出ない感じ。

0
2024年04月25日

Posted by ブクログ

田中亨さんの本です。入力、処理、出力を分けて考える、それに機能、関数、VBAという三要素を当てはめてExcelを使っていくという考え方が理解できました。目から鱗です。田中さんのメソッドが義務教育の必須になると日本の生産性がグンと伸びるんじゃないかな〜。もっと多くの人にExcelの上手な使い方を知ってもらいたい!

0
2021年07月18日

「IT・コンピュータ」ランキング