あらすじ
隣国の皇帝ジークヴァルトに恋心を抱いていたアンリ。王位を継ぐため『王子』として生きていくと決めた矢先、宮殿の離れで裸を見られて純潔を……。「もう君は俺のものだ」無骨だけど巧みな愛撫。厚い胸板に顔を埋め、灼熱の楔に貫かれて飛沫を浴びる快感。女の悦びを教え込む皇帝の熱い瞳に惹きつけられて、高鳴る胸。王族の務めと愛情で揺れるなか、運命のプロポーズを受けて!?
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匿名
面白かった
お国のために男として生きるヒロインのお話は沢山ありますね。辛い心情や悲しみが沢山描かれていて惹き込まれます。対するヒーローは大人の余裕で色々やらかしてくれます。思い切りニヤついてしまいます。なんだかんだと色々な展開があり面白かった。
イラストきれい
読んでるイメージだと、ジークヴァルトはもう少し身体の大きい感じかな、と思ったのですが挿絵はきれいだし雰囲気は良いです。男装せざるを得なかったヒロインに、色々と世話を焼くヒーローの関係が良いです。年齢差と出会いや女と気づいた辺りからの囲い方が大人げないというか、少しロリコンなのかなーと思ってしまいました。
エッチが多い割に噺はしっかり
エッチが多い割には話はしっかりしてる方だと思うけど、男として育てられ、教育も戦技も身に着けたという割に弱すぎだと思う。
父王か死んだ時に、支えになる筈の側近が、立場の弱い青年一人とか普通無いだろ。
嫁を貰いに行くのも、嫁を貰うのに成功しても、子作りが出来なきゃ意味ないのだから、少しの時間稼ぎにしかならないし、嫁にバレた時点で、庇護を願った国が敵になるのに馬鹿過ぎる。
Posted by ブクログ
お家の都合で男として育てられたっていう設定はよくありますが、その中でも女とばれた状況なども無理がなく、違和感を感じることなく最後まで読めました。
アンリがジークヴァルトに恋心をもつのはよく分かるし、ジークヴァルトもアンリに好意をもつのもよく分かります。妹姫との結婚をエサにアンリを呼び寄せて、すぐに純潔を奪ったのはどうかと思いますが、いてもたってもいられないって感じかな。
女装(本来の姿)になったアンリを前に、独占欲もあらわなジークヴァルトに、ニヤニヤしちゃいました。
最後、エピローグで裏話が出てますが、一瞬あれ?ソーニャだったっけ?って思う内容でした。
アンリが女性と分かったあと、手に入れるためなら手段も選ばないって感じですね。
イラストは潤宮るかさんですが、表紙のアンリより中の挿絵のアンリの方がきれいでした。