あらすじ
ジュール=ヴェルヌより帰還し、故郷の月に降り立ったカイ。自身をバディ飛行へと駆り立てた原因でもある義父・ドレイクとの確執を乗り越えたカイは、再会した三四郎と共に『月の独立』という大きな目的に向かって邁進し始めた。そこに意外な人物まで加わり、バディとしての新たな戦いが今、幕を開ける――! そして状況が大きく動き出す中、カイは三四郎に『とある秘密』を抱えていて…!? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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Posted by ブクログ
何という………何という「青」らしい、なんという「カイ」らしい展開なのか。そして私があの時、死ぬほど歓喜したカイの言葉「月人(ルナン)で良かった…」という言葉が、こんなところで、こんな風に繋がって展開していくとは……!!!!
久能さん、番外編だなんて言って強がるのはもうやめて、シリーズ再開しましょうよ!!!!新しいタイトル考えてくださいよ!!!
カイがあまりにもカイ「らしく」、ふたりがあまりにもふたりらしい最新刊。
皆さん、泣く用意はいいですか。(特に私と同じで「カイ至上主義」の人)
Posted by ブクログ
良かった… けど、もうちょっと! だったw
前巻の終わりを思うと、もう少しスピード感があっても良かったかな。
1冊に色々詰め込み過ぎた感がある。
本編の3巻分を1冊に凝縮しちゃって、遊びが少ない印象というか…
BLらしく18禁描写はあるんだけど、本編なら惑星間の政治闘争による「宇宙船内のアクション」で爽快に味付けされてた(濃いテーマが引き伸ばされて読みやすくなってた)部分がなくなってるもんだから、何かこう…
味が濃いw
一応「外伝」で、宇宙ではなく陸上の話だからしょうがないのかなぁ・・
今のところ内容的にどうしても文官組がメインだし、スピード感はどうしても…。
でももう少し、何とかなるような…作者が悩んで当然の結果だわ(汗)
4巻に期待。