【感想・ネタバレ】いつもの献立がごちそうになる!新・家めしスタイルのレビュー

あらすじ

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<まえがきより抜粋>

この本は料理本だけど、「小さじ1」とか「カップ3」とか、調味料や食材の細かい分量はぜんぜん書いてありません。
だって塩味や醤油味なんて、人によって好みが違うし、その日の体調によっても異なります。
身体を酷使して疲れてる時は濃い味を求めるし、飲み過ぎの翌朝は薄味がほしい。
だから味つけは、自分の好みでやればいいと思うんですよね。

だからこの本でわたしが説明しようとしているのは、厳密な分量を指示通りにつくるということじゃないんです。
普通の料理本がやってるそういうことじゃなくて、「どうしたら日常的に家めしをつくれるようになるのか」という、
基本的な考え方みたいなものを読者の皆さんに伝えられればいいなと思っているのです。

<目次>

●違う味の組み合わせで、献立を発想する。
●我が家の人気メニュー、伝えたいコツのコツ。
●1つの素材から7種の味の料理を作る。
---なすの7品、じゃがいもの7品
●すぐできるドレッシングで、サラダを献立の主役に。
●オリーブ油とたかのつめとにんにくで万能、ペペロンチーノ。
●野菜だけで立派な1品。素材の味をたっぷり堪能。
●簡単に作れて食べ応え十分。スープは立派なおかず。
●家で食べる麺の楽しみは、自家製つゆにあり。
●季節感あふれる果物を食卓に。道の味わいは、お酒にも合う。

★コラム
●鶏はマリネすれば、日持ちする。
●キッチンも道具も、最少限の装備で。
●暮らすように旅する。もうひとつの家めし。
●常識だと思い込んでること、実はちょっと違うかも。
●手早く、と手抜きは違う。手をかけるところはかけて。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

続編は面白くないということは相場で決まっている。
しかし、本書にはそれはあたらない。
前作よりも、写真をふんだんに使っているためか、読んでいてもイメージしやすいし、小気味よく読み進めることができる。

わが家は共働きで、小さな子がいるので、冷凍しないで平日の食事をまわすことは難しいが、肉をマリネして保存するなど、ちょっと試してみようと思えることも多数。

メニューから考え始めるのではなく、手元の食材からメニューを考える。前作でも紹介されていたが、ハンバーグが食べたいなぁとついついメニューから考え始めてしまう日が多い。たまにはいいが、こればかりやっていると冷蔵庫が期限切れのものであふれかえってしまう。

醤油味、塩味、甘い、酸っぱい、クリーム味、みそ味、カレー味の大分類。
食感、温度の切り口でメニューのバランスを保つこと。考えてはいるけど、なかなか思うようにはいかないね。
ただ、料理番組を見すぎて細かな手順を気にしすぎる姿勢は、少し治してもらえたと思う。

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2014年12月13日

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