【感想・ネタバレ】ゴーマニズム宣言SPECIAL 大東亜論第二部 愛国志士、決起ス 上巻のレビュー

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道義

2019年11月28日

失った道義を思い出すべきだ

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Posted by ブクログ 2016年01月20日

素晴らしかった。西洋の覇道を突き進んだ大久保に対して東洋の道義を大事にして王道を進もうとした西郷。まさに日本の分岐点であり、今日にも通じる話だった。教科書の「不平士族の乱」という記述に騙されてはいけない。

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Posted by ブクログ 2015年12月19日

不平士族の乱を全く違う視点から描いているところが新しいと思った。明治から現代日本を批評するという試みがすばらしい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年01月18日

大久保利通を始めとする明治政府は、西洋の価値観を取り入れ、朝鮮に対して軍事力を背景とした威圧外交を行い、王道的な政治を捨て去った。主人公である頭山満らは、西郷隆盛野目指した王道政治を取り戻すべく第2の明治維新を目指し、武装蜂起を起こそうとした。
日本が朝鮮に無許可で砲艦を用いて、測量して挑発し、その...続きを読む後、軍艦で脅しをかけて開国を迫った江華島事件は、西洋のやり方を真似た威圧外交であり、この事件を境にして、日本は王道政治の道を放棄したとある。
この点で、著者は、そのやり方を厳しく批判しているが、当時は、日本の国防のためには、朝鮮が植民地化されないように、朝鮮の近代化を急がせる必要があり、やり方としては、いたしかたなかったのではないかと思う。確かに、西郷のように、道義的にうまくいけばそれに越したことはないが、価値観の違う相手に対して、どれだけ道義的な説得がうまくいくか疑問である。
現に、日本が、竹島や尖閣諸島の領土問題、北朝鮮に対する拉致問題を解決できないのは、道義的に国際社会に訴えても問題を解決できないことを示している。やはり軍事的な威圧を相手国に与えなければ、今後も、成果はでないだろう。
この点、リアリストである大久保利通が現在も生きているなら、我が国は核武装をして、相手国に軍事的な威圧を与えて、領土問題等の解決図ったに違いない。
価値観が違う相手国に対しては、多少でも威圧的に、国内では道義的な解決を目指す。現実の政治をうまくやるには、こうやるしかないのではないか。

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Posted by ブクログ 2015年12月22日

不平士族の乱は、単純に血気盛んな若者が、新時代に着いて行けず起こした乱だと思っていたが、そうではないという事がよく分かった。
元来の日本人の大切な精神を守ろうとしていたのだと。
日本人の原点ともいうべき箇所を見つけられたように思う。

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