【感想・ネタバレ】伊達政宗謎解き散歩のレビュー

あらすじ

戦国の世を颯爽と駆けぬけた青年武将のイメージの強い政宗。気骨と覇気をもって秀吉や家康に立ち向かい、晩年は天下の重鎮として諸大名を畏敬させた。野望に満ちた生涯の謎を読み解きながら、ゆかりの地を探訪する。
※本作品は紙書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

人気過ぎてスルーしていたが、彼の戦闘システムが知りたくなり、先に一生をざっと知りたくて読んだ。
伊達政宗はすごいorすごくないで評価が分かれていたので、どうなんだろうと読んでみた。
うーん、この本では文化人としては凄かったが、戦国武将としては結局秀吉・家康に転がされている印象を受けた。著者は地元の人なのか、政宗褒めばかりだったし。小田原攻めの時の北条家との同盟に関する記述も一切なく、その慌てっぷりは北条氏政と変わらず、場所が逆だったら同じように滅んでたんじゃないかとガッカリした。
たしかに短期間で統一したのは凄いと思ったが……この本では詳細はあまりなかったので、南奥州統一の過程について詳しく調べたいと思った。家臣の話はよかった。
武将としては幻滅した形だったが、公家としては素晴らしい!!個人的に歌が好み。歌集があったら読みたい←あと意外と優しい(家族や子供に対して)面にはほっこりときた。
硬派好きな私にはやっぱり合わなかったけど、風流人としてはとても参考になります。
あと世間の人気と事実は異なる事も、この年になって思い知った。人間は面白い。

0
2015年08月30日

「学術・語学」ランキング