【感想・ネタバレ】ご近所美術館のレビュー

あらすじ

国道沿いのビル群の間にひっそりと建つペンシル・ビル。その二階に“美術館”はあります。のんびり寛げるラウンジは憩いの場として親しまれ、老館長が淹れるコーヒーを目当てに訪れるお客もちらほら。しかし、この度館長が引退することに……。後任としてきたのは、稀に見る美貌を持つ川原董子さん。そんな彼女に、常連の海老野くんは一目惚れしてしまいます。董子さんを振り向かせたい一心で、彼女の妹あかねさんの助けを借りつつ、来館者が持ちこむ謎を解決していく海老野くん。果たして、彼の恋の行方は? 恋する青年が美術館専属の探偵となって奮闘する、ほんわか連作ミステリ。/解説=大矢博子

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ミステリーは、なんだかちょっと地味なんですが
登場人物が魅力的で楽しいのです
事件解決だけではなく、人間関係の進行状況も気になる
ちょっと変わった読書感の小説でした
森福 都さんの本は初めて読んだのですが
中国でのミステリを書いたりしていた
ベテラン作家さんなんですね
あとがきで紹介された小説も気になったので
少しづつ読んでいこうと思っています

0
2015年06月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なんとも軽い感じのミステリー.
(あくまでも軽いのは物語の方であって,ミステリーの方はちゃんとミステリーしています.)

海老のんの「ちっちゃいヤツ」っぽさがいいあじだしていて嫌みがないのがいい.あかねぶーとのからみもいい.

海老のんは,以前からあかねぶーの気持ちはわかっていたんだけど,「物語の中に」入ってくるまではこの関係を変えない(つまり,相手にしない)つもりだったんじゃないのかな.
(あかねぶーはダイエットしてちゃんと化粧すれば董子さんにまけない美人になる,というオチを考えていたのだけれどハズレかなあ.)
じつは南田が結構怪しいのか?(やたら董子さんを転居させたがっていたし.)

森福都先生,続編お願いします.

0
2019年10月18日

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