あらすじ
衝撃の真相が明かされる、シリーズ第3巻!! いよいよ始まった悪魔城での当主会談――。和やかな雰囲気で会談は進められ、客人たちとも親好を深めるジュリエットだが、ある時、三家の当主に関する思わぬ噂を耳にしてしまう。どの噂も陰惨で信じがたいものだったが、次々と紋章印が盗まれ、城内はかつてない緊張感に包まれていく…! 同胞貴族を裏切り、ひそかに王妃と通じているのは一体誰か…!?
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Posted by ブクログ
悪魔のような花婿の第3作目!
誰が怪しいのか解らないまま、皆疑わしくないと思ってしまうジュリエット。
そして明かされる彼らの怪しいうわさの数々…。
やはり鍵は『まだら蜂』!!
横恋慕は実は一人とは限らない!?
様々な疑惑が集まるミステリー後篇!
見所は、とある魔法使いとそのご主人様!
魔法使いを罵倒する時とほかの方と話す時との差が痛快です♪
人を罵るのって慣れてくるものなのかな?
Posted by ブクログ
3巻目。前巻からの当主会談のお話です。
サスペンスドラマよろしく、誰も彼もが怪しい状況でしたが、私には予想外の結末でした。うまく終わってよかったです。
サブタイトルの「薔薇の横恋慕」の意味がわかるのは、本当に最後の最後です。途中で王家の紋章の説明があったときに、あれ?っては思いましたけど、まさか彼がいるとは思いませんでした。
今回、ずーーーっとウイリアムは、小姓のロビンで過ごしていて、ジュリエットとのラブはかなり低めです。代わりにヴィヴィアンといちゃついてましたけど、やっぱりウイリアムをいちゃついてて欲しいです。
小姓のポーやマルタ尼の正体も明らかになり、スッキリでしたけど、まだまだ呪いは続きます。
次は王宮へ乗り込むみたいで、ムラムラ伯爵が子供に変わってしまわないか心配です(^^ゞ
Posted by ブクログ
シリーズ第3巻。
王妃の陰謀を阻止すべく始まった四海会談。王妃に加担している裏切り者は誰なのか分からないまま話し合いは進んでいく。そんな中、ジュリエットは三家の当主たちにまつわる陰惨な噂を耳にする。どの噂も度を超した信じがたいものばかりだったが、ある日、ヒューの紋章印が何者かに奪われてしまい、ジュリエットたちは窮地に立たされてしまう。無事に会談は終わるのか。そして、王妃と通じているのは一体誰なのか・・・。
この巻で四海会談は終了します。次巻からは舞台は王宮へ。色々な謎が明かされて面白くなってきました。王妃はなんて狡猾なんだ。しかしヒューが不憫でなりません(笑)フラれ、操られ、彼にも救いの道をwwウイリアムとヴィヴィアンはいつものごとく。ウイリアムは小さいままでもジュリエットとひたすらイチャついてます(笑)ヴィヴィアンのなりきりウイリアムもギャップがあって面白かった。彼は魔法が解けた時に激しく照れたりしたのでしょうね。新キャラの王太子リオンと魔法使いも良かったです。まさかのたんぽぽ姫(笑)でも何となくアリスは男の子なんじゃないかと思っていましたが、呪いをかけられていたとは。しかしジュリエット、モテモテではないですかww四海家の当主たちもそれぞれにヘヴィーな過去を抱いていて、笑いの中にもシリアスな部分もあってメリハリがある内容なので読んでて飽きませんでした。でも一番はラブ(愛)&ラフ(笑)ですけれど。次は短編集ですけれど、その次からは王宮編になるのでまた楽しみです。とうとう王妃と面会ですね。