あらすじ
いま、ネーミングの重要性が飛躍的に高まっている。商品名のみならず、社名、サービス名、タレント名に至るまで、ネーミングの巧拙が成否を分けるといっても過言ではない。ちなみに「フレッシュライフ」→「通勤快足」、「缶入り煎茶」→「お~い お茶」、「モイスチャーティシュ」→「鼻セレブ」などは改名して大成功した例。さらに昨今のデジタル技術の発展を反映して、商標も新たに、動き、色彩のみ、音なども登録可能になった。こうした時代背景を踏まえ、本書はアイデア発想法から商標登録の実務、さらにブランド化までの流れを、豊富な具体事例を交えながらわかりやすく解説した。著者はこれまでに「かもめ~る」「ゆうパック」「BIG EGG」「TOSTEM」など、実に300以上のヒットネーミングを手がけてきた業界のオーソリティ。企画、マーケティング担当者はもちろんのこと、営業、広報など多くのビジネスマンに役立つ一冊。
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Posted by ブクログ
日本のネーミングは ダジャレが使えるのが おもしろい。
「草刈機まさお」「熱さまシート」「ケロリン」
ふざけているようで、すぐさま 印象に残る。
教科書ではなく 強化書 と読み替えているのもさすが。
ネーミングは 実に重要だね。
『缶入り煎茶』が『おーい。お茶』
『フレッシュライフ』が『通勤快速』
『ひとしまさし』が『ダウンタウン』と ネーミングで爆発した。
この本には、ネーミングの 方法論が がっしり詰まっていました。
日本語は 実に多様だ。
漢字、ひらがな、カタカナ、英語、数字をくみあわせて
表現できるので ほんとに 自由自在。そこから選ぶ。
とにかく 最初の候補で 500案 はつくれ というのがスゴイ。
500案をつくる 方法も 本格的で、多様だ。
500案→100案→30案→10案→2案 としぼっていく。
アイデアを出す方法と 評価する方法を区別する というのも重要。
組織として つくりだす手法が 明確化してある。
齋藤孝の『売れる!ネーミング 発想塾』とは比較にならない価値がある。
ネーミングでなやんでいる人への 最高の贈り物。
ネーミングの方法論が がっしり詰まっている。あっぱれ。強化書!
Posted by ブクログ
・日清食品 新商品ネーミング委員会で決定
な
・nameland
・ネーミング評価シート p91
・ネーミングチェックリストp129
・ビックデータ発想法 ikic.co.jp
・ネーミング4マトリクス p.161
・ブランド7要素
ネーム、ロゴ、カラー、スローガン、キャラクター、ジングル、パッケージ
Posted by ブクログ
・関連特許をフリーにして、権利を解放して味方を増やし、最終的なりを得る作戦です。
・ネーミングは会社の最重要の仕事の一つですから、トップ自ら考え、率先して実施すべきです。
・上手な見出しを付ける「タイトル③ルール」
①読者目線で考える
②内容を要約するのではなく、要点を表現する
③あれこれいわずに断定する
・名称の開発_商品特性からの表現方向、機能・効果からの表現方向、情緒的ベネフィットからの表現方向
・大量のアイディアを出すためには①判断延期②自由奔放③大量発想④広角発想⑤結合発展
・ネーミングはまず「意味・視覚・音感」で評価する
・ブランドは「識別性」「保証性」「価値性」が必要
・ブランド7要素_ブランドネーム、ロゴ、カラー、スローガン、キャラクター、ジングル、パッケージ
・個別ブランドで展開するメリットは、それぞれが独自のマーケティング戦略を展開できるほか、ある個別ブランドが失敗しても、ほかのブランドへの影響が少ないという点です。