あらすじ
【花子くんのこと、もっと知りたい。】
学園の七不思議“トイレの花子さん”こと、花子くんの助手を務めるオカルト少女・八尋寧々(やしろねね)。花子くんのことを知るため、寧々は生徒の過去や未来がわかる本が収めてあると噂の七不思議“16時の書庫”へ向かう。そこで見たのは、花子くんの生前の姿だった――!? 怪異と少女が織りなすハートフル便所コメディ第3巻!
(C)2016 AidaIro
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Posted by ブクログ
花子くんのことが少し明らかに!
光が寧々とお菓子作りで接近するところめちゃ好き!
それに気づいてわーってなる光可愛すぎかよ > <
「しんだ」「しんだのか」「死んでねーよ」
花子くんの本当の名前が明かされた第3巻。なんだか過去も訳ありそうだし、ラストもハラハラするし…続きが気になり過ぎます。
Posted by ブクログ
今にも窓から飛び降りそうな儚げな少年と、少しだけ心を通わせている一回り年上の青年という組み合わせがまさに自分の嗜好にどんぴしゃで、読んだ瞬間脳の中で「あ、これだ..」と変なものがじわぁっと流れました。
1巻2巻は舞台を整えるためにあったのですね。比較的日常的な事件の繰り返しで、怪異と向き合いつつそれが新たな日常になっていましたが、ここにきて今度はその日常がふっと崩れるかもしれない、という無常感も漂い始めて。で、その中心にいるのがかつて周りから浮いていた死にたがりな少年というところが、なんというか、全能少年の信望者としてはたまらないです!
一気に物語が奥深くなっていくので、読み始めの方には是非この3巻までは読んでいただきたいです。
書庫が舞台ということもあって、たまに出てくる書き込まれまくった背景も好き。あとドーナツ。「こんなもんが依代になっちまったよ」と言う土籠も、16時の書庫という命名も、いろいろ好きなものが詰まってる。
Posted by ブクログ
"「えーと…
いじわるされたり思わせぶりだったり 源くんと喧嘩したりで
もーっ!ってなることは結構あるけど…
いつも守ってくれるし 意外と優しかったりして
…憎めないっていうか
私は友達だと思ってます!」"[p.90]
「花子の野郎」からの見開きで「呼んだ?」ってとこめっちゃ好き……!
あとドーナツが好きって言ってるシーンの花子くんめちゃくちゃ可愛くて……!
"俺逹は"って言ってるところ気になります。次巻も楽しみ。