【感想・ネタバレ】元祖プロコーチが教える育てる技術のレビュー

あらすじ

伝説の名コーチ、ジョン・ウッデンはどのように人を育ててきたのか?

米国大学バスケット史上最高のコーチとしていまも多くの尊敬を集める名将ジョン・ウッデンが、
どのように選手を育て、チームを作ったのかを本書で明かしています。
名門UCLAのバスケット部ヘッドコーチとしてNCAAの数々の記録を打ち立て、
カリーム・アブドゥル・ジャバーやビル・ウォルトンほかスーパースターを育てたウッデンの指導の秘密に迫ります。
今でも色褪せない普遍の指導法は現在も多くのリーダー、教育者に影響を与えています。

「この名著に気づかなかったことを最も後悔しています」
ビジネスブックマラソン編集長 土井英司

<目次>
Part 1 人を育てる
(一部抜粋)
1 指導する者に与えられた素晴らしい特権
2 指導者とは、人々に意欲を起こさせるために銃を必要としない人のことである
5 指導下にある人をひとりの人間として関心を持ち、愛しなさい
6 強さではなく優しさで、恐怖心ではなく誇りで、人を動かしなさい
9 メンバーに、自分の能力を最大限に発揮するために最善を尽くすことを課しなさい
10 指導下にある人たちを平等に扱う必要はない。ただし、公平に扱いなさい
11 自分の言葉と感情に責任を持ちなさい
12 メンバーの話をじっくり聞きなさい
14 相手にとって価値ある報酬を与えなさい
16 相手が吸収しやすい形にして学習させなさい

Part 2 チームを育てる
(一部抜粋)
24 最高の選手を集めても、最高のチームになるとはかぎらない
25 チームを成功に導く六つの条件
26 目標はひとりのスターを育てることではなく、チームに最高の結果をもたらすこと
29 メンバーに迎合しない
30 たとえ代償を払うことになっても、規律を正すことを恐れない
31 うぬぼれているメンバーをたしなめる方法
32 批判にも称賛にも惑わされない
34 最も多く間違いを犯したチームが勝利する
35 最善の努力をする限り、それは失敗ではない
36 成し遂げたことではなく、成し遂げられたはずのことを基準に自分を測ることを教えなさい

Part 3 成功のピラミッド
(一部抜粋)
48 最高の自分になるために全力を尽くすのが成功者
50 持っているものは人によって異なるが、それを最大限に発揮する機会は誰にでも平等にある
52 勤勉と情熱がピラミッドの礎石となる
53 友情と忠誠心と協調性が土台となる
54 技術を養う自制心・注意力・行動力・集中力
55 ピラミッドの中心、コンディション・技術・チームスピリット
56 技術を発揮する平常心と自信
58 最後の仕上げ、忍耐力と信念

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Posted by ブクログ

元祖プロ・コーチが教える 育てる技術。ジョン・ウッデン先生とスティーブ・ジェイミソン先生の著書。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のバスケットボールの監督として大成功されたジョン・ウッデン先生が、人の育て方や教え方、人との関わり方を解説した良書。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のバスケットボール部を常勝チームにした実績をお持ちの著者ですから、もちろんスポーツの指導をしている人には直接的に参考になると思いますが、子供の教育や子育てをしている全ての教育関係者や保護者にとっても勉強になる内容がいっぱいです。

0
2018年08月09日

Posted by ブクログ

GRITで引用された図書です。UCLAを全米大学選手権で10度の優勝に導いたコーチの教えです。成功の定義が重要です。それを実行するための考え方が成功のピラミッドです。才能があっても努力しなければ、人生の成功者とはならない。才能がなくても自分にベストを尽くせれれば成功者である。2017-03-11

0
2017年03月11日

Posted by ブクログ

取引先の方におすすめされて読んだ本。
成功を『自分がなれるベストの状態になるために最善を尽くしたと自覚し、満足することによって得られる心の平和である』と定義している。

非常に納得感があった。
他人の考えや評価は変えようがなく、地位や名声はあくまで他人からの評価である。自身がどれだけベストを尽くせたかが、成長に繋がり、成功と言えることになるのではないかと感じた。

若いときに読んでいたら、抽象的なことばかり書かれているなと思ったかもしれないが、今は人生の本質について書いてくれているものだなと感じることができる。
成功のピラミッドの要素はぜひ覚えておきたい。

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2024年09月01日

Posted by ブクログ

成功の定義
「なれる最高の自分になるために最大限の努力を傾けたという確信から生まれる心の平和を得ることである」

メンバーに信じるものを持たせなさい

チームを成功に導く6つの条件
1.勤勉に努力していること
2.情熱を持っていること
3.精神面、肉体面、道徳面でのコンディションが万全であること
.基本に忠実であること
5.チームに貢献する気持ちを持っていること
6.細部にまで注意が行き届いていること

才能は神からくるー謙虚であれ
名声は人間からくるー感謝せよ
うぬぼれは自分から来るー用心せよ

一人ひとりが、人よりではなく、人と同じように優れていることを教えなさい

成功のピラミッド
信念・忍耐力
競争力
平常心・自信
コンディション・技術・チームスピリット
自制心・注意力・行動力・集中力
勤勉・友情・忠誠心・協調性・情熱

技術とは、自分の仕事のすべてを遂行することができるということであり、仕事の一部だけができるということではない

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2015年12月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最近読んでいた多くの本に引用やら紹介やらが載っていたジョン・ウッデンの本。
それらの引用やら紹介が、あまりに思考中のないようの道しるべとなることが多く、期待値が高すぎた。
それでも、学べることは多く、答えをくれるわけではないが、読みながら考えさせられる本。
何度も読み返すことで、そのときどきに気づきが生まれそう。

最も重要な目標は、自分の能力を最大限発揮すること。そのためには具体的に何を意識してやったらいいか?
結果を出したときより、能力を最大限発揮したときの方が人は達成感を得るのかもしれない。

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2014年05月10日

Posted by ブクログ

バスケ世では有名な方❗️
バスケコーチであるが考え方にはビジネス、経営などにも通じるものがある。
教える立場、人の上に立つ者には読む価値ありだと思います。

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2014年04月08日

Posted by ブクログ

抽象的な内容が多かったが、本質的なことなんだろうなって感じ。
数年後読んだときにもっとしっくりきてたら成長している証拠なんだろうな、、、

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2020年09月30日

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