あらすじ
出版業界の未来は暗いかもしれないが、本の未来は明るい。
本はインターネットもスマホもSNSもイベントも、すべてのコンテンツとコミュニケーションを飲み込んで、その形を拡張していく。
「本と人との出会い」を作る型破りなプロジェクトを次々と立ち上げ、話題の新刊書店、下北沢「B&B」でメディアとしての本屋を実験する若きブック・コーディネーターが、新しい本の可能性を指し示す。
形が見えないからこそ、明日の本も本屋も面白い。
「これからのアイデア」をコンパクトに提供するブックシリーズ第10弾。
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Posted by ブクログ
斜陽と言われる出版業界に対して、新たな視点を持ち込み利益を出す町の本屋の経営者。本というものを売るのではなく、本好きが増えて、本を媒介とする体験を売っている。
エクスペリエンスマーケティングの具体例っぽい感じ。アプローチは好み。
真正面からのマーケティング本より、モノが売れない時代の生き残り方として参考になる。
特にイベントの打ち方が面白い。有名人は呼べないとあきらめず、とりあえずチャレンジしてみる。
読者のニーズベースで考える。
など。