【感想・ネタバレ】本の逆襲のレビュー

あらすじ

出版業界の未来は暗いかもしれないが、本の未来は明るい。
本はインターネットもスマホもSNSもイベントも、すべてのコンテンツとコミュニケーションを飲み込んで、その形を拡張していく。
「本と人との出会い」を作る型破りなプロジェクトを次々と立ち上げ、話題の新刊書店、下北沢「B&B」でメディアとしての本屋を実験する若きブック・コーディネーターが、新しい本の可能性を指し示す。
形が見えないからこそ、明日の本も本屋も面白い。
「これからのアイデア」をコンパクトに提供するブックシリーズ第10弾。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

斜陽と言われる出版業界に対して、新たな視点を持ち込み利益を出す町の本屋の経営者。本というものを売るのではなく、本好きが増えて、本を媒介とする体験を売っている。
エクスペリエンスマーケティングの具体例っぽい感じ。アプローチは好み。
真正面からのマーケティング本より、モノが売れない時代の生き残り方として参考になる。
特にイベントの打ち方が面白い。有名人は呼べないとあきらめず、とりあえずチャレンジしてみる。
読者のニーズベースで考える。
など。

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2014年07月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ブックコーディネーターという新しい職種をつくってしまった内沼晋太郎さんの自伝的出版論。

本というメディアの可能性を信じて新しい時代に対応した本のあり方を模索する。必ずしもそれは電子書籍という事ではなく、紙の本に付加価値を付けたり、流通経路を工夫したり、従来の書店とは違う業態をつくり出したりする地道な努力である。まだまだ本の可能性はあ畄野だと思うと心強い。

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2014年05月27日

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