【感想・ネタバレ】恋愛書簡術 古今東西の文豪に学ぶテクニック講座のレビュー

あらすじ

愚直な想いか? したたかな罠か? それとも粋な駆け引きか? 人妻の虜となったバルザック、美しき野獣に溺れたコクトー、そして谷崎、百けんらが、略奪愛、ダブル不倫、官能の倒錯愛など恋の渦中で巧みに駆使したレトリックを分析、世界を震撼させた大恋愛と名作誕生の背景を探る。芸術の女神、男装の麗人、運命の女など続々登場。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「ラブレターは、相手に向かって自分の愛が本物だと説得する技術的な作文」である。あとがきに書かれたこの一文にうんうん頷いてしまう、そんな一冊でした。
恋愛書簡術のキーワードはあけすけ、破廉恥、このふたつです。文豪なり音楽家なり、巨匠のラブレターが収録されてますがそのなんたる破廉恥なことか。相手の肉体のすばらしさ、肉欲の深さが思いがけず直截な表現で書かれていて、文学的エロ極まりって感じでした。
出会いから破局までをたどる破廉恥もといラブレターの映す求愛の必死さ、それによって表面化する本人の本性。手紙っていいなあ、と読み返したくなる本です。

0
2015年05月26日

「小説」ランキング