【感想・ネタバレ】ウェイワード―背反者たち―のレビュー

あらすじ

山間にたたずむ小さな町、ウェイワード・パインズ。絵に描いたように美しいこの町には、ある秘密が……。そんな町で初めての殺人事件が起こる。全裸で打ち捨てられていた女性の死体には、血が一滴もない上に、ひどい拷問を受けた形跡があった。保安官イーサンが捜査を始めると、そこには被害者の意外な正体と、偽りの町に潜む闇が浮かびあがるのだった。M・ナイト・シャマラン監督ドラマ化! 衝撃作『パインズ』続編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ウェイワード・パインズはどこにでもある田舎町とはちがう。フェンスの反対側には想像と絶する悪夢の世界が広がっている。ウェイワード・パインズで保安官に任命されたイーサン・バーグ。
ピルチャーのもとで働いていた女性アリッサが殺された。背反者たちが彼女を拷問して殺したとの情報が入る。
パインズの町での”祭り”以外の殺人は初めてだった。
過去に背反者だったイーサンが逆に背反者を取り締まることになる。かつての同僚であり愛人でもあったケイトに接触して調べるように命じられる。
そしてケイトとその夫が次の”祭り”の犠牲者となるのか。
ピルチャーは言う「ぜひとも楽しんでくれたまえ、私自身”祭り”は苦手だが、あれには抗しがたい魅力があるのはたしかだ」イーサンは、住民すべての家に電話を鳴らして呼びかけるが…。
それを”祭り”と呼ぶ、気のふれた神、ピクチャーらの世界。
イーサンはどうやって、この世界を救うのか。
そしてイーサンの妻テレサには、イーサンの知らないパインズで暮らした5年間の過去に何があったのか…。


続きが知りたくてレビューする前に『ラスト・タウン』を読みましたが、このシリーズを紹介してくださった、フォロワーの方もレビューされていましたが、全3作のうち2作目がやっぱり面白くかんじました。
起承転結でいうと承の終わりから転にかけてでしょうか。1作だけ読んだら、やめようとも思っていましたが、この話は3作全部読まないと終わらなかったと思います。

0
2019年09月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作で驚天動地のラストを提示したが故に、次で「何を魅せる?」のか
が非常に心配された続編を文庫にて。

・・・いやぁ、見事。本当に見事としか言いようの無いすばらしい展開。
文庫を手に取るとそのボリュームにかなりびっくりするのだが、
とにかく先が気になってしょうがない。約2日で完読したのだが、余韻が
全く消えない。
ドラマ化を前提に考えるのなら、シーズン2はバッチリ、という感じか?
(しかし、シーズン1が前作1冊を前提にしてるかどうかは知らない^^;)

翻訳モノでここまで夢中になったのは、クライトンのジュラシック・パ
ークシリーズ以来。このシリーズは三部作らしいが、もうすぐにでも次
が読みたい!もちろんドラマも超楽しみ。原作先読みの僕でもハッキリ
そう言えます、うん。

0
2015年04月27日

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