【感想・ネタバレ】歩き続ける 生きるのがイヤになったあなたへのレビュー

あらすじ

京都三条御幸町にある、著者の社会奉仕施設「光の学校」。ここでは、悩みや苦しみを抱える人たちに、著者の無料カウンセリングが行われている。さまざまな心の痛みを抱えた人々がやってくるが、その中で、「もう、私は死にたい」と訴える人も数多い。本書で取り上げるのは、この、「死にたい、死にたい」と訴える人たちへのカウンセリングの模様である。ダイアログ形式でまとめられており、読み進むうちに、行き詰ってしまったかに見えた人生に、突破口が見えてくる。カウンセリング・ルームで展開される、真剣な対話から、悩む人はいろいろな気付きを得ることができるであろう。心が疲れた人にこそ読んでほしい、人生に対する貴重な示唆に富んだ人生論である。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は、飯田氏のもとを訪れる人々の会話を収めた短編集のような作り。
全て「私、死にたいんです」というフレーズではじまる自殺願望者との会話を通して、氏の独自の思想が展開される。

おそらく多くは創作と思われるが、会話は面白くて楽しく読めるし、ところどころ深く響く部分もある。
自著やシステムの説明が多く鼻につく部分もあるのだけど、手軽に読め、元気が出るメンタル本かな。

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2017年09月23日

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