あらすじ
とてつもない面白さ!“あの神社”の神様は本当はこんなに……!?日本が世界に誇る神話『古事記』は〔神社〕がわかると、さらにさらに楽しい! 【雰囲気満点】“あの世”に一番近い!?〔揖夜神社〕 【親子参り】お伊勢お多賀の子でござる♪〔多賀大社〕 【出雲大社の祖神は?】日本の夜を守る〔日御碕神社〕 【神が宿る山】本殿がない不思議な〔大神神社〕 【奈良の鹿は…】白い鹿に乗って現れた神様〔春日大社〕 【サッカー日本代表】神武天皇の道案内役〔八咫烏神社〕 【ヤマトタケルの慟哭】「ああ、亡き我が妻よ!」〔吾妻神社〕一歩踏み込むと、そこは奔放でミステリアスな神話世界!個性的な神々の「物語」と、その神々が住まう「神社」から『古事記』をわかりやすく読み解く――。何度読んでも時間を忘れる、魅惑の1冊!
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Posted by ブクログ
流れがわかりやすく、難しい言葉や表現を噛み砕いて説明してくれているので、スッとストーリーが入ってきやすかったです。
誰かに語りたくなるのが、古事記などの誰が知るけど中身は詳しく知らない歴史的なもの証だとおもいます。
白うさぎを見つけたら面倒みたいと思います。
24歳にして御朱印帳5冊目終わるくらい神社巡ったりしてるので、行ったことある神社の解説やまだ行ったことのない場所の説明などが多く、旅行欲がすごく引き上げられました笑
宮崎と島根行きたすぎます
天孫降臨してきますー!
回帰
日本の神様の話を分かりやすく紹介し、さらに神様を祀る神社まで紹介していて非常に面白い内容でした。読んだ後身近にある神社に祀る神様がどなただろうかと見てしまいますね。
Posted by ブクログ
読むと神社に行きたくなるような内容だった。古事記のストーリーに沿って、登場してくる神様が祀られている神社を紹介されているので、神社の由来や関連するエピソードが印象に残りやすかった。
神社に参る際は、どんな神様が祀られているのか興味を持てるようになったし、祈願する内容は神様のエピソードに関係することが分かったので、神社巡りがより楽しくなると感じた。
Posted by ブクログ
読んでも読んでも覚えらんない神話。それでも、出雲国に暮らすからには、それなりに知らぬわけにもいかない。佐陀神能や石見神楽の演目にある神話はほぼ分かるが、なにせ神の名前は覚えにくい。昨年から静岡市や焼津市とは盛んに交流させていただいており、草薙の剣を通して我が故郷とのつながりを改めて学ぶ。今日まで訪ねていた信濃国とも、国譲り神話で武甕槌を通じてご縁あり。さっき新幹線の車窓から観えた伊吹山はやはり迫力ある。日本武尊が不覚をとるのもうなずける。
Posted by ブクログ
古事記、日本書紀に登場する日本の神々を祀る神社の視点でまとめ上げた一冊。非常にユニークだと思った。
全国各地の神社が紹介されており、実際に足を運んでみたい。
Posted by ブクログ
読書録「読めば読むほど面白い『古事記』
75の神社と神様の物語」3
著者 由良弥生
出版 三笠書房
p44より引用
“ けれどもイザナミはすでに死者の国の神々
と共食していた。共食とは、同じ竈の火で煮
炊きした同じ食物を食べ合うことで、それは
同じ仲間、すなわち死者になることを意味し、
もう地上には戻れない。”
目次より抜粋引用
“神々の誕生
その後のアマテラスとスサノオ
オオクニヌシの「国づくり」
オオクニヌシの「国譲り」
天孫降臨と同伴の神々”
古典や伝承を研究する著者による、日本最
古の歴史書について記した一冊。
神話時代の天地の始まりから人の世の治世
まで、物語に登場する神々を奉る神社を紹介
しながら記されています。
上記の引用は、死者の国からイザナミを連
れ戻そうとする場面での一節。
同じ釜の飯を食うということが、強い結びつ
きを作るという事は、神話の時代から続く考
えなのですね。一緒に食事をとる相手は、よ
くよく選んだ方が良いようです。
「古事記」の物語を読むというよりも、神々
の関係性や奉られている神社についての記述
が中心となる書かれ方がされています。
神社巡りの旅行をする為の、下調べやガイド
に良さそうな一冊ではないでしょうか。
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