【感想・ネタバレ】漱石・子規往復書簡集のレビュー

あらすじ

夏目漱石と正岡子規は、明治22年、高等中学校の同級生として出会い、寄席の趣味をとおして親しくなった。その友情は子規が明治35年、35歳で亡くなるまで終生変わることなく続いた。漱石が批評を求めて子規に送った俳句と子規の添削を含め、その間に交わされた手紙を年代順に収録した。(解説=粟津則雄)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

漱石・子規往復書簡集
(和書)2009年09月21日 20:57
2002 岩波書店 和田 茂樹


出会ってから子規が死んでしまうまでの往復書簡。紛失してしまっているのもあるから完全というわけではないけど二人の関係が人間が多分逃れられないだろう死というものを背景にしながら続いている。

子規晩年の書簡がとても興味深い。病床六尺・仰臥慢録の文章を
思い出させる。それに対する漱石の書簡もそれを書くことが理解できるように感じる。

読んで良かった。

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2020年09月25日

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