【感想・ネタバレ】梟の裂く闇のレビュー

あらすじ

十二年前、肥後の村で記憶を喪い、村人に助けられた谷五郎。妻女と子に恵まれ、平穏な一生を送る筈だった。だが、村に兵が押し寄せた時から、彼の運命が、大きく変わりはじめる──。書き下ろし時代長篇。

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Posted by ブクログ

伊賀者の霧生重蔵と明から来た伝林坊との壮絶な死闘.迫力のある描写だった.そこに至るまでの流れは,関ケ原の戦い後の駆け引きに始まり,徳川家康や秀忠が登場する.重蔵は怪我をして倒れていたところを救われて,熊本の村で谷五郎として生きていたが,記憶喪失状態だった.村を攻めてきた緒方宗兵衛との戦いで忍びとしての力を発揮して彼を倒し,ある程度記憶が戻る.軽快なテンポで進む記述なので一気に読破できた.

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2015年12月16日

Posted by ブクログ

一昔前にあったパターンの気が
徳川幕府成立時の闇を天才伊賀忍び者を通して描く
それゆえに抹殺されかかって記憶を失い穏やかな日々を
そこに何故か戦国を引きずる藩主
福山藩主の影を慕い誰に挑むのか、そして明国の国を捨てた忍びの意図は

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2015年07月18日

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