あらすじ
「本を読んでも、すぐに内容を忘れてしまう」
あなたも、こんなふうに思っていませんか?
こんな、記憶に残らない「読んだつもり」の読書は、
ザルで水をすくうようなもので、時間の無駄です。
読書とは、その内容を忘れずに自分の知識として定着させて、
自己成長に結びつけてこそ、はじめて意味が出てくるものなのです。
本書では、精神科医である著者が、
脳科学的な裏付けのある「読んだら忘れない読書術」を公開します。
また、「SNSの超プロ」としての立場からも、ソーシャルメディアを使いこなし、
読書で得た知識をアウトプットする方法、人とシェアする方法などを明かします。
ぜひ、「読んだら忘れない読書術」を手に入れ、
さまざまな本で学んだ内容を仕事や生活の場で実践してください。
その前にまずは、本書を「記憶に残る読書術」で読み進めてみてください!
*目次より
第1章 なぜ、読書は必要なのか? 読書によって得られる8つのこと
第2章「読んだら忘れない」精神科医の読書術 3つの基本
第3章「読んだら忘れない」精神科医の読書術 2つのキーワード
第4章「読んだら忘れない」精神科医の読書術 超実践編
第5章「読んだら忘れない」精神科医の本の選択術
第6章 早く、安く、たくさん読める究極の電子書籍読書術
第7章「読んだら忘れない」精神科医の本の買い方
第8章 精神科医がお勧めする珠玉の31冊
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
前に一度読んだのですがブログを書くために再読
読み流していましたがしっかり読むべきでした。
本に「マーカーは引かない派」なのは変わりませんが
レコメンド機能や論文のGoogle Scholarは教えてくれてありがとう
と思い
ブグログに投稿することにしました。
読書の良さを見つけたい人におすすめの本です。
繰り返しが大切
せっかく本を読んでもその内容を忘れてしまう。
それを何とかするためにこの本を読んだ。
私がこれから実践していきたいと思うのは、インプットとアウトプットを繰り返すこと。
やはり人間は一発でなんでも出来るわけではない。
むしろしつこいくらいに繰り返すことで初めて覚えられるのだ。
かつて、頭の良い人たちの一度読んだら覚える等のかっこよさに憧れていた。
でもそれが自分のためにならないことなら、もう止める。
これからは自分のための読書をするのだ。
早速実践します
読んだら忘れない読書術で最も大事なことはアウトプットである、という。それ以外にも、時間の活用法や本の買い方が書かれてあり、どれもすぐに実践できるものばかりである。この本は今後の読書生活の指針となるだろう。
Posted by ブクログ
この本は、読んだ内容を忘れず、ちゃんと使える知識に変える読書術を教えてくれる一冊です。
ポイントは、読むことよりもアウトプット。
1週間に3回アウトプットすると記憶に定着しやすく、
メモを取る、人に話す、SNSに書く、レビューを書く
この4つのうち複数を組み合わせるのが効果的だと紹介されています。
読書のタイミングや環境についても実践的で、
集中力は15分が限界、電車でのスマホは無駄、
寝る前の読書は記憶に残りやすいという指摘はすぐ取り入れられます。
特に面白かったのが、
寝る前に「起きたら解決策を思いついている」と強く意識して眠ると、
朝にひらめきが起きやすいという話。
読書と睡眠を組み合わせた発想が印象的でした。
また、最初から順番に読まなくていいという点も気が楽になります。
先に「一番知りたいこと」を決め、目次からその結論を探して読む。
この読み方なら、短時間でも成果が出やすいと感じました。
全体を通して、
読書は量より使い方。
本を買ったらすぐ読み始め、アウトプットまでセットで行うことで、
知識は確実に自分のものになると教えてくれる一冊です。
Posted by ブクログ
読書をすると幸福度が上がる。
こういう実験結果をよく見かけるしこの本にも書いてある。
でも、私は読書しすぎの弊害で頭が重くなったりぼーっとしてしまったり、読みたいがあまりに人との交流を避けてしまったりする。
本当に読書っていいことなのかな。
この本を読んで、私のやってきた読書はインプットしすぎなのかもしれないと感じた。
アウトプットするには人と関わる必要が出てくる。
本好きな人であれば、私のアウトプットに付き合ってくれるだろう。
もしかしたら、同じ本を読んで感想を話し合うことができる関係の友達やパートナーができるかもしれない。
多読×アウトプットで読書のよいところを最大限受けられるようになりたい。
守破離読書術
1番ためになった内容。守破離読書術。
本を選ぶときは自分のレベルにあったものにする。
私は元々理解力が低く、本を読む事に苦手意識がありました。しかし、最近仕事をし始めたためビジネス書を読むようになりました。せっかく読むなら内容を記憶し仕事でその知識を活用したいと思いつき本書を購読しました。
本の内容が頭に入らない、若しくは入っても忘れてしまうのはレベルにあった本を選んでいない、アウトプットをしていなかったからだと知りました。
この本に出会えてよかったです。
本を読んでいない人には良い
本を読んだ時に忘れないためにはどうすればいいか、と言う事を「アウトプットをする」「集中をするために短い時間を有効活用する」「感情が揺れる本を読む」の3点から説明している。
各々に具体的なアドバイスがしてあり、そういった部分では「気付き」が多く、実践もしやすい。また精神科医としての引用文等もあり納得のできる書き方をしている部分が多い。
しかし「自分はこんな事をして成功している」と言った部分や、良書として自分の本を紹介しているなど、一部やり過ぎな部分もあると感じる。
全体的に読みやすくて、本をあまり読んでいない自分でもしっくり入って来るし、さっと読む事が出来た。著者の引用になるが、「普段本をあまり読まない人でも分かりやすいという事は、本をよく読む人には物足りない」本なのだと思う。
月に本を7冊読めば、読書量で日本の上位4%に入るだけでなく、月5冊以上で8%、3冊以上で20%以内というデータからも今日本人がどれだけ本を読んでいないかが分かる。自分に合わせて目標もたてやすいと思った。
Posted by ブクログ
抜き書き集
・1年たったら古くなるのが「情報」、10年たっても古くならないのが「知識」
・大切なもの「お金」「時間」「情報・知識」「人(つながり)」「健康」
・新しいことは、試行錯誤してくれた先人から本で学ぶ
・スティーブン・キング「作家になりたいなら、たくさん読み、たくさん書くこと」
・文章力を鍛えるには、インプットとアウトプットを繰り返すこと
・最初のインプットから7~10日以内に3~4回アウトプットすると忘れない
・寝る前に情報をインプットすると、熟睡したあと整理されている
Posted by ブクログ
インプット→アウトプット大事、適度な読み飛ばしはこの手の本のセオリーかなぁ。
精神科医視点の切り口は興味深かったです。
でも汚い読書は無理(笑。絶対無理…。
セレンディピティはこの本で知った言葉。
「数珠繋ぎ読書」&「固め読み」はよくやるかも。
守ー「基本」の本
破ー他人の方法を学べる「応用」の本
離ー自分のスタイルを模索するための「ブレイクスルー」本
自分のステージにあった本を読む。なるほどねえ。
確かに私も一足飛びに「離」の本に飛びついて、すごすごと「守」に帰るってやりがちでした。
まぁでもそれも読書の一つの楽しみ方と割り切るのも良いかも?自分はまだこれは無理と自覚するのも大事。
いつかは…!みたいな目標にもなるし、さらっと覗くくらいならどんどんやってみても損にはならないでせう。