【感想・ネタバレ】天使のどーなつのレビュー

あらすじ

男やファッションに興味なし。出世や金にも興味なし。垢抜けなくて野暮ったい灰庭留衣は、無類のドーナツ馬鹿だった。他人から変わり者扱いされても気にすることなく、一日中、美味しいドーナツのことばかり考えていた。 留衣が勤めるのは、首都圏に展開するチェーン店「羽のドーナツ」。代々木本社の開発部に所属する彼女の夢は、食べた人が笑顔になるドーナツ、食べた人を幸せにする奇跡のドーナツを作ること。 そんな彼女が巻き起こすトラブルの連続に、はじめは呆れていた周囲も、やがて――。 甘くて愉快で美味しい、心躍る物語、ぜひご試食あれ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公の灰庭留衣(はいば・るい)は、ドーナツが好きで好きでたまらないOL(もどき?)。ドーナツチェーン店『羽のドーナツ』に勤める彼女は、毎日ドーナツを作ることで頭がいっぱいで、周りの目なんて気にしない。そんなドーナツづくりの天才ともいえる彼女が作った新作ドーナツは、何故かあんまり売れない。加えて、会社の買収の噂も出てきて…。

主人公の紙一重っぷりが素敵です。好きで好きでたまらなくて、一つのことだけに打ち込むこと。確かにそれは大切なことだけど、時にはそれだけでなく、他の観点から見てみること、他の能力も必要になるんだということが描かれています。会社の一員として成長していく主人公の姿に、社会人7年目の私、何故か少し涙ぐみながら読みました。
主人公が作ったドーナツが食べてみたい!

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2013年11月27日

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