【感想・ネタバレ】徳川某重大事件 殿様たちの修羅場のレビュー

あらすじ

殿、ご乱心!? 265年の長きにわたり平安を謳歌したかに見える徳川政権下、じつは驚愕の大事件が少なくない。それも将軍家や一門、大奥がからんだスキャンダルが……。将軍の意向を完全無視、はたまた突然の出家騒動。幕府を揺るがしたのは黒船だけではなかったのだ。もちろん初代・家康も数々の修羅場をくぐった。一揆、飢饉、地震、権力闘争。記事のネタは尽きない。思わず笑ってしまう話も含めて、代々伝わる裏事情を田安徳川家の子孫が語る。「虎狩りの殿様」に「音楽の殿様」、日本のパイロット第1号――。ユニークな子孫が次々と登場する明治以降の徳川家の数奇な運命も。ちなみに……明治に入ってどうなったのか?大正時代、徳川には政権奪回のチャンスがあった日本のパイロット第1号は徳川一族教科書にも載った「虎狩りの殿様」1,500億円の資産を食いつぶした「音楽の殿様」皇室・徳川・島津の「血のトライアングル」etc.

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Posted by ブクログ

田安徳川家の子孫、徳川棟宗英氏が書いた本。
笑っちゃいけないけど笑えるところもあるし、災害等でたくさん苦労したんだろうなぁという節ももちろん出てくる
ただ漠然と「徳川家」というわけではなく、今までこんなこともあった・あんなこともあったという
一族しか知らないエピソードもあるのでそこもまた一興。
当時の天皇(禁裏)付き合い方、明治以降の徳川家の話もあって
なかなか読みごたえのある著書だった

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2019年04月17日

Posted by ブクログ

けっきょく徳川家が華族になって活躍している(中には兵隊になった方もいたが)ところを見ると徳川慶喜の決断は子孫にとってこのうえなく正解だったといえよう。

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2014年07月26日

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