あらすじ
『夢をかなえるゾウ』『人生はニャンとかなる』などを代表作に持つ作家、水野敬也がライフワークとして書き続けているブログ。それが、「ウケる日記」です。
2011年、更新が途絶えていた水野のブログは「ある事件」をきっかけに再開。
「アメブロ削除事件」「ポスティング界の島耕作」「かわいそうなチャッピー」など、数々の伝説を生んできた同ブログは、内容のほとんどが下ネタにも関わらず、なぜか女性から支持をウケています。
本書では、読者から特に人気の高かった記事に加筆・修正を加え、さらに、過激すぎて掲載できなかった幻の未公開日記「富士急ハイランド事件」も収録いたしました。
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Posted by ブクログ
「夢をかなえるゾウ」はこういう人が書いてるんだなぁと納得するブログをまとめた本
水野敬也さんはふざけた話の中に核心をつくことを言うのでより気付きを生む。
東日本大震災が起こった当時は様々なことに対して「不謹慎だ」と責める空気があったときに、災害で亡くなった人からすれば生きてるだけで不謹慎なのかもしれないと。
生きるのもご飯食べるのもセックスするのも欲求を満たすという行為は不謹慎。
誰かを不謹慎と責めた人も天国にいる亡くなった人から「お前がな」とツッコミを入れられているはず。
生きている人間を生きたまま死人にしてしまうほどの大きな力を持っている「日常」という波
いつか自分が死ぬということを忘れて「日常」と言う波に飲み込まれていく
「富士急ハイランド事件」
その昔、好きだった子とそういう関係になれそうでなれなかった青春時代を思い出させてくれた日記。 富士急ハイランドとか行ったなぁ。