【感想・ネタバレ】お家賃ですけどのレビュー

あらすじ

築40年超の下宿風アパートと、その大家さん、隣人、周りの人など、日常で出会った人々への著者の一方的な偏愛・執着を記録した日常エッセイ。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ドリカム層とモテない系」を読んで、私の中の「女性エッセイ系を読みたいときにとっておこう」作家棚に入れていた能町みね子さん、だったのだけど。
この本を読み始めての最初の方でいきなり明かされる真実にびっくりする。いや、もうその手の本も出されていたので知らなかった自分が遅いというか、前情報なさすぎ。

タイトルから家にかかわるエッセイかと思ったら、むしろ仕事とか生活とかそういうことが絡んでいて、なんだかいろんな方向に話がいくしなぁと思いながら読み終わり、奥付手前に小さな字で「この作品は個人的な日記を再構成し…云々」と書かれているのを読んで腑に落ちる。
それ、表紙裏くらいに書いておいて欲しかった気もするなぁ。
作品自体はなんというか淡々としていて、でもほほえましくて、まぁなんだかいいねという1冊。

0
2015年03月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

加寿子荘に住む能町さんの日記ふうエッセイ。40年前に建てられた加寿子荘は風呂なしトイレキッチン付、共同玄関のアパート。

加寿子荘の写真がときどき見られるのがいい感じ。能町さんは銭湯にいけない事情ができてしまい、一度は加寿子荘を出るのですが、加寿子荘の中で唯一風呂付の部屋が空室になったのを知り、また舞い戻ってくる。

みね子さん、心臓の具合、大丈夫ですか?自転車にも乗れないくらい苦しかったのに、なかなか原因がみつからず、つらい思いをしましたね。加寿子さんや他の入居者の方たちに向ける暖かい目にみね子さんの優しさを感じました。

0
2013年03月08日

「エッセイ・紀行」ランキング