あらすじ
14歳の鈴木れもんは、ある日「安達家」に引き取られる。「安達家」とは、父親の本妻・胡桃と異母姉妹の林檎、杏が暮らす家。実は、れもんは父親の浮気で出来た子なのだ。新しい「家族」の中で、れもんの暮らしは始まる。そんな中、庭の剪定にやってきた植木職人・イズミ。女4人暮らしの「安達家」に何かと関わってくるこの男だが…。いくえみ綾があたたかく照らし出す、ドラマティック・ストーリー!!
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Posted by ブクログ
胡桃さんの気持ちは分かるが
植木屋さんも保護者の立場で無いなら
頼まれて送っただけなのは本当だし
それで下手くそって言われるのは気の毒な気もする。
今一人だからジャムをすくったスプーンを舐めるのは
マジレスするとバイキンが入ってジャムが駄目になるから
そもそもしてはいけない行為なのだけれど
一人だったから誰も気にする人がいないし
携帯も持たないし連絡もする必要がなかったという
れもんの描写が切ない。
おばあちゃん、どうせ忘れるなら嫌なこともみんな忘れればいいのにというの本当にその通りだと思う。
ままならないものだ。
れもんちゃんも辛い。
「結構元気そう」なんて言っていたけれど、やっぱり辛かったんだよな、それはそうだ。
イズミのことをちょっと知ってるけど知らない人だから便利という感覚はとてもよく分かる。
親以外の大人の知り合いって便利だし。
胡桃さん一方的に言いたいこと言って
誰もあたしがどんな気持ちでいたか聞かないというのもちょっともやっとしてしまった。
胡桃さんは良い人だけれど、やっぱり相手の言い分を聞かないのは子供扱いしているからなのだろうか。
Posted by ブクログ
血の繋がらない母親と異母姉妹二人が住む「安達家」に引き取られた中学生の鈴木れもん。
ドラマ満載の日々が今、始まる!
いるいる、全力で中学生と対等で接してくるおじさん。
ってか、この植木職人のイズミのなれなれしいのか、そうでないのかわからない感じだけど、イズミみたいなタイプは、二昔前のおじさんってか、にいちゃんぽい。
私が、中学時代にはあちこちにいたタイプのにいちゃん達だ。
でも、いまこんな感じのにいちゃん達っていないでしょ!
でも、このタイプがいくえみ男子であって、魅力的でもあるんだろう。
しかし、イズミが気にしているのは、れもんなのか?この家そのものなのか?胡桃か?まさか、れもんの父親なんてことはないよね???やつはいくつだ?
2巻に続く
浮気相手の子
父親の浮気相手の子・れもんと本妻と本妻の娘たちが同居する話。
父親は行方不明、母親は他の男と再婚、それまで育ててくれた祖父母が亡くなったからって話だけど、本妻とは血のつながりもないのにどうして連絡が来るんだろうか。
それを受け入れるほうも受け入れるほうだけど。