【感想・ネタバレ】妻と飛んだ特攻兵 8・19満州、最後の特攻のレビュー

あらすじ

「女が乗っているぞ!」その声が上空を旋回する11機の特攻機まで届くことはなかった。白いワンピース姿の女性を乗せた機体を操縦していたのは谷藤徹夫少尉(当時22歳)、女性は妻の朝子(当時24歳)だった。1945年8月19日、満州。20代の青年将校たちは、ある者は許嫁の自決を見届け、ある者は恋人を連れ、そして谷藤徹夫は妻を乗せ、空に消えていった。「妻と飛んだ特攻兵」、その衝撃の事実を追った歴史ドキュメント!!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2022年8月29日毎日新聞夕刊に紹介。

昭和20年8月19日の特攻とは?とタイトルにひかれて買って読んでいた本。感想は書いていなかった。
夕刊を読んで、本棚からとりだした。命令に背いて長らく特攻死扱いされていなかったが、生き残った仲間の努力により、1957年に戦没者として9人を認定。靖国神社に合祀された。

シンプルに、これを繰り返してはいけないそう思う。

個人的に、本を読まない人に満州の歴史やなぜ8月19日なのか解説して本を紹介しないとなかなか伝わらないのが難しいなあ。と思いました。

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2022年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

終戦の4日後、満州で妻をのせてソ連の戦車部隊に特攻をかけた日本兵を追ったドキュメント。
戦中の満州支配の背景なども丁寧に説明されていて勉強になった。
終戦後になぜ特攻をかけなければならなかったのかが最初は疑問だったが、本作品を読んでいるうちにやむにやまれずだったことが理解でき、改めて戦争の恐ろしさ、愚かさを実感した。

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2015年08月18日

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