あらすじ
ぼくをみつけて。わたしをさがして。これは、このちっちゃな家のなかで、このせまい街のなかで、この大きな国のなかで、この広い世界のどこかで、「あなたに見つけて欲しい私」と「君を探している僕」そんなふたりが出会うまでのお話。 別々の国で同じ時刻に死んだ二人の子供、アレックスとリーテ。ハロウィンの夜、僕らの旅は棺の中から始まった。思い出したのは名前だけ。だから僕が見える人に聞いているんです。いつか出会うために。見知らぬ、君に出会うため、呼びあう魂を求めて、世界のどこかにいるかもしれないソウルメイトを探す。 これは、魂が共鳴するソウルメイトをめぐる物語。
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Posted by ブクログ
表紙買いしたんですが,すごく奥が深い話でした。早く下が出て欲しいです。話は,表紙のアレックス(男の子)とリーテ(女の子)(ちなみに二人は同じ時間に死んだ)が世界中のいろいろな人に関っていきながら生前の記憶を取り戻していくって話なんですが,これからどうなっていくんでしょうか?1000円から少しお釣が来るぐらいのかなり漫画としては高いんですが,それだけ払う価値があるように感じました。お薦めの一冊です。
Posted by ブクログ
この方は『死化粧師』で気になってたんだよなあ…で、試しにこの漫画を買ってみました。prologueで心を奪われた。構図がかなり好きです。うっとりする。素敵。話の落とし方も好きだし、ああなんかもう好きしか言えない自分が憎い(笑)
Posted by ブクログ
そう来たか!みたいな。
ちょっと見てられないようなシーンもあったりして、心苦しく思いながら読み進めていたけど、とてもすっきりと心が温かくなるような終わり方で良かった。
タイトルや表紙のイラストを気持ちよく裏切ってくれた。
Posted by ブクログ
上・下。
違う場所で同時に死んだアレックスとリーテがめぐり会うまでのお話。
ふたりは様々な「たましいのふたご」との出逢いと別れのなかで、無くしていた記憶を取り戻していきます。
切なくて哀しくて優しくて少し元気になれる本です。
Posted by ブクログ
上下巻2冊で完結。
うーん…よく出来ている。
作品の構成もそうだし、タイトルがまさに秀逸だ。
童話のような可愛い表紙だが、テーマは全然甘くない…というか深い。
三原さんの作品はよく練られているなーと思います。
伏線がきっちり張られて解消されて読み応えのある話だった。
萌えとかときめきとかは感じなかったが、ラストになるほど!と納得…うーん。うまいなぁ。