あらすじ
「あなたは検察審査員候補者に選ばれました」高校教師・佐田のもとに届いた1枚の葉書。それは、検察官が下した不起訴処分の妥当性を市民が審査する日本独自の「陪審制」検察審査員の選任通知だった。落ちてきた突然の義務。佐田は、さまざまな事件に関わりながら、次第に興味を深めていく。「裁判員制度」時代に先駆けて名匠が描いた市民参加型司法推理の傑作!
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Posted by ブクログ
裁判員制度はよく知られていますが、この検察審査会は知りませんでした。
検察審査会とは、検察庁が不起訴にした事件について、その処置が妥当かどうかを、裁判員制度同様、法律には素人の方々が集まり、審査する機関、どのこと。
本作は、検察審査会を舞台に、8つの事件を通してその事件の裏を探っていくもの。
それぞれの謎が、最後に驚きの展開に...一部、謎が謎のままの話もあり、そこは読者におまかせ(?)とのこと。楽しめます。
『金の無駄』の一言に尽きます
法廷・法律もののストーリーが好きだったので読んでみましたが…
これは本当につまらなかった。
一言で言うと1話完結もの。
設定的には、まぁよく考えられてるな、とは感じますが、1話毎の物語に盛り上がりもなければ落ちもない。
さらにつまらなく感じさせるのは、文章全体の言い回しがすごく古臭くて、読む気が萎えてきます。
特に女性(30代や40代)の言い方が
『あたくし…○○なんですのよ』
『あたくしはこう思っていますわ』
とか出てきて、昭和初期かよ、そんな言い方ないわー、と本気でドン引きしました。
購入してまで読む価値無し、です。