あらすじ
みなさんは、人に教えることは得意ですか?
多くの人は「苦手だ」「緊張する」と思います。
本書の著書である、多田氏もそうでした。
多田氏が講師を目指すことになったのは25歳のとき。
しかし、極度の人見知りで、さらに自分が合格していない「公認会計士講座」を担当する
重圧を担うことになりました。
それでも、現在は関西圏NO1の講師として活躍しています。
そんな多田氏の、人に教えるときの心構えから事前準備、事後の反省などのすべてのポイントを、本書は余すところ無く伝える一冊です。
セミナー講師・学校の先生・塾講師・インストラクターなど、人に教えるあるいは伝える機会のある人は必見の一冊です。
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Posted by ブクログ
すぐに使えるちょっとした工夫がたくさん。
マネするかどうかは、当人のプレゼンスタイルや、分野/内容にもよるが、一通り目を通した上で、取捨選択するのが吉。、
Posted by ブクログ
大原の講師が書かれた講師術の本です。
著者は公認会計士を目指して8年勉強するも断念、また小心者。そんな著者でもいまや東大生を相手に講師を務め、評価を得、感謝されるまでになっている。だから自信がなくてもチャンスがあれば教える側になってみましょう、ということです。
私は講師をやることはないですが、話し方や、日々の業務で説明する場面で役立つことがあればと思い、当書を読みました。
テクニック的なことも書かれてますが、とにかく下準備を徹底しているな、そこまでやらないと結局だめなのだなと思いました。
プレゼンでも発表でもいつも自信がないにもかかわらず、パワポを黙読してぼんやりとしたイメージのまま、発表に臨み、ぐだぐだになることが多いです。
周りを見てもそこまで事前リハをしている人を見たこともなく、どこまで準備するものかわかっていませんでした。やはり成功したいなら少なくとも自分が納得するまで下準備、リハを徹底してすべきなのだと思いました。
あとはちょっとズレますが、著者が速読のセミナーを受講していたこと。また年間300冊も読んでいることが印象に残りました。
努力の方ですね。