【感想・ネタバレ】逆道の覇王戦記のレビュー

あらすじ

二度目の覇道、“逆走”せよ! かつて異世界アラムヴェルトに召喚(しょうかん)を受け、世界を救い、英雄となった黒瀬亮真(くろせりょうま)は、三年後のある日、再び召喚を受ける。 だが自分を召喚したのは、彼が滅ぼした悪しき帝国の皇女アイリスだった。アイリスは帝国の悪行を反省し、国が復興するまで亮真に新たな皇帝になって欲しいという。苦悩の末に承諾した亮真は、アイリスと諸国を回る旅に出る。 そして向かったのは四大聖国(フォース・セイタン)の一つ、ティタニア。そこは最初に亮真を召喚した国で、王女ガーネットは再び現れた亮真に歓喜する。しかしそれも束の間(つかのま)、アイリスの話を聞くやガーネットは「リョウマ様は騙(だま)されている」と激怒してしまい…。史上最大の“リバース”英雄譚(えいゆうたん)、開幕!!

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ご都合主義満点の物語

異世界から召喚された当時中学生が魔王を倒して英雄となり地球に帰還してから3年後、今度は魔王の娘に召喚されて復興をお願いされることから始まる物語。
魔王の国が魔王の死後に領土もそのままで残存していることが既に矛盾してる。
普通は戦勝した連合国の分割統治だろ?って思うけど、そんなこと言ってたら始まらない。
ただこの主人公、人が良いって設定なんだろうけど、読んでるとお人好しの馬鹿だと思うようになる。
助ける理由がどんなカッコイイこと言っても薄っぺらで、魔王の娘が可愛いから以外の理由が無い。
底の浅い物語だけど、展開も作者の都合が良いように、人の感情も都合の良いように進展するんでライトなノベルには良い読み物じゃないかと思う。

1
2015年10月27日

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