感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ある日突然、頭に獣耳の生えてしまった大学生・名緒。
名緒は、幼い頃に両親を亡くし、いとこの家に一緒に住んでいた。
そんな名緒の元に、名緒の夢によく出てきていた中型獣・リンクスが現れる。
その獣は目の前で金髪碧眼の美しい男に変身し、「時が満ちた。おまえを攫いに来た」と名緒を突然抱擁してきた。
男曰く、リンクスに変身する能力を持つ伯爵家の当主・ヴァルトで、彼と同じ血を引く名緒は、生まれた時から彼の「番い」として選ばれていたという。
一族の掟に倣いヴァルトは彼の国の森の館へ名緒を連れて行って……という話でした。
作者様のご趣味が全開のもふもふ話でした。
ただし、もふもふなのは攻。
受は耳だけが生える感じ。
受けはちょっと世間知らずで一生懸命で、攻は大人な感じ。
そういう話が好きな方には是非、お勧めしたいです。
もふもふだけど…
現代なのか、ファンタジーなのか
もう少しはっきりさせて欲しかった。
どう読んでいても架空の国はスウェーデンが浮かんでくるし、狼男も中途半端な絡みで終わってしまったし。
伏線が収集されずに終わった感じがして残念でした