あらすじ
近年、個人から政府まで、物事をすぐに判断し、とりあえず「決めつけ」て行動することがトレンドになっている。特に若者は、世間から決めつけられ、バッシングされ、「どうせ何も変わらない」と自分でも決めつけてしまう。若者がまともな仕事に就けず、選択肢もないのに、すべてを「自己責任」とされる、この理不尽な時代の背景にあるのはいったい何なのか。そして、生き抜くためには何をするべきなのか。本書は、生きることが困難な現代において、あきらめず、決めつけず、考えつつ歩んでいくためのガイドブックである。
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Posted by ブクログ
自分用キーワード
高度経済成長期に生産力が伸びたのは「高齢者が少なくて労働人口が多かったため」であり、一人当たりの生産能力が高かったわけではない 若者は弱者意識、被害者意識に囚われすぎてはいないだろうか 正解のない選択肢から「決断主義」のために判断を強いられ、仕方なく選べば「自分で決めたんでしょ」と自己責任を強いられる 就職難の要因1.求人数の数もさることながら、大卒の数が増えた、2.応募先が大企業に集中している
Posted by ブクログ
特に納得が行った! という箇所はありませんでしたけれども、著者のエッセイというのかな、そういうものとして面白く読めましたねぇ…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
この著者はかなりオタク的な人でして…SF小説やらホラー小説やらが好きみたいですけれども、昨今の、といってもちょっと古いですが…エヴァンゲリオンなども観ていて論考しているんですよねぇ…ああ、デスノートとかもね! 読んでいるみたいです…
ヽ(・ω・)/ズコー
著者によれば現代の若者は考える暇もなく、周囲の状況に合わせてというのか、流されているというのか…ともかくそうした雰囲気の中で「決めさせられている」…それを著者流に言えば決めつけていることになるんだそうな…。
まあ、分からなくもないですねぇ…とにかく現代人というのは何かと時間に追われているような気がします…グローバル化とかいうのが原因の一端なんでしょうけれども、ともかく世界と競争! 競争! の毎日ですよ…そりゃ、サラリーマンのお父さんだって疲れてしまいますって…。
ヽ(・ω・)/ズコー
けれども、この流れは今後も止められないどころか、ますます加速しそうな勢い…そんな中で自分を見失わずにいる方法とは!? この本に書いてある気がしました…おしまい。
ヽ(・ω・)/ズコー
Posted by ブクログ
辞めたくても辞められない状況をつくり出すのがブラック企業。退職を申し出た社員を怒鳴りつけ、時には暴力を振るって退職願を撤回させる。ノルマの未達成分や身に覚えのないミスで会社が損失を被ったと言い立ててその弁済を求め、支払いが済むまで働くよう強制する。どうしても退職したいなら懲戒解雇にして別の企業に勤められないようにしてやると脅す。ブラック企業というより犯罪企業。大人の中には「昔、自分たちはもっと厳しく鍛えられた」という考えがある。しかし、それは誤り。ブラック企業の厳しさは鍛えるといった社員本人の将来の成長に結びつくものではなく、彼らを使い潰し、使い捨てるシステム。ブラック企業に勤めてしまった人々が置かれている労働環境は、過酷なうえに未来につながらない。ブラック企業をはびこらせる遠因は、消費者が安い物を求め続けた結果でもある。求人数があるのに大卒の就職難が起きているのは、決して学生の努力不足ではない。一番の理由は大学進学者の増加。本書は現代の若者に向けられる決めつけ、若者自身が自らに向ける決めつけといった謬想を正してくれる。