あらすじ
非行で荒れた中学校に赴任して、「給食」と「花」で優秀校に変貌させ、その後教育長として赴任した長野県真田町を「非行ゼロの町」に大変身させるなど、子どもを救った奇跡の食育を紹介する。
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Posted by ブクログ
奥トレでもおなじみの森のカフェ・アースガーデンの榎戸さんが教えてくれた一冊。日本の、身の回りの食生活ってここまで侵されていて、ここまで人の成長に大きな影響を与えていて、そして意識次第でここまで改善することもできるんだっていうことを実例と共に書かれていて、とーっても勉強になりました。この本は、いろんな人に読んでみて欲しいと思います。特にお子さんのいるママさんには、絶対に読んで欲しい。教育も、お弁当を作ることも、それだけじゃない意味がある。
自分ももっと気をつけていきたいし、こういうことまで気にかけているお店に奥トレはサポートしてもらえてるってことがとても嬉しく思った一冊でもありました。
Posted by ブクログ
人も生き物で、身体を生成する食べ物がいかに大事であるかを、この時代だからこそ説いたもの。また、心には潤いが必要であるという、ある意味当たり前のことを再認識した。事例も分かりやすく、みんなに読んでもらいたいと思った。評価は満点です。ん~食生活を見直そう。
Posted by ブクログ
給食、食生活と子供の発育に焦点を合わせた、教育改革の本。
これからの教育と食は切っても切れない関係だということを重要視していきたいと訴える意思が伝わってくる。
教育に携わる教師、栄養士、母親には是非読んでもらいたい。
Posted by ブクログ
長野県の真田町というところで、いじめ、非行、暴力などが改善されたその詳細が書かれている。
タイトルの通り、食事が子供たちの精神状態に影響を及ぼしていると考えた著者は、給食を変えるなどの取り組みによって、問題校を優秀校に変えた。
現在、世の中には農薬、化学肥料、添加物がたくさん含まれた食品が数多くあり、何気なく口にしているが、そのことがいかに危険なことなのか、そこに着眼し、改革を実行したのは素晴らしいことだと思う。
しかし、読み物としてもう少し危機迫った問題提起があればなお良かったと思う。
ただ、逆に言うとさらりと読めてしまうので、食の問題に興味がない人でも読みやすいのではないかと思う。
実際、食に関してはある程度知識があれば、想定内の内容かも知れないが、全く知らない人にとっては驚くべき内容であると思う。
当たり前のように日々口にしている食事が、人体にどのような影響を及ぼすのかを今一度考えなおすべきである。