あらすじ
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山奥に住む河童そっくりの少年・三平のもとに、十年ぶりに父親が帰ってきた。父親が連れてきたのは、予想外の人々だった! ケンカ仲間のたぬきとは珍事をきっかけに親友となり……。出会いと別れを描く感動の中巻。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
水木先生の頭の中を見てみたい。これはギャグなのかシリアスなのか……ストーリーもあるようなないような、まるで神話を読んでいるような目眩がするのである。
Posted by ブクログ
小人の涙ぐましい犠牲。
そして後半で急激に絵柄が変容し、ホラー、かと思えばまたも死神かよ。
201908再読。
第4話 カッパ泳法と十人の小人
ユーモア奇談という表題。三平は泳げない。河童に訊くと、屁というロケット泳法を教えてくれる。死神いわく小人たちは父を食いつくす吸血鬼だと。しかし真相としては、10人の魂を取ろうと死神が嘘をついているのだった。
第5話 大根畠の珍事
小人のひとりが三平の大会に付き添い、自分で屁こき虫の粉を使って屁をひって三平を勝たせる、かわりに死ぬ。ところで大根畠でタヌキが掘り当ててしまった刑部狸を、三平と狸は共闘して壺に再度封印する。川に流れる糞で河童がまた来て合流。死神いわく三平はプールで水死する、と閻魔大王の手紙(死神の自作)。そのころ三平は炭焼き小屋のおばさんから、母は東京でパチンコ屋に勤めていると聞く。閻魔大王の死のシナリオを書き換える、が(凄まじいホラータッチになって)死の郵便配達夫から、筋書きを書き換えてははならないという郵便を受け取る(実は死神の変装なんだけどね)。