【感想・ネタバレ】ごはんのおとものレビュー

あらすじ

これさえあれば、何杯だって食べられる。わが友、ごはんの友。たまごの黄身のしょうゆづけ×独身男子。しそみその焼きおむすび×女子大生。なすの浅漬け×おばあちゃん。セロリのじゃこ炒め×おじいちゃん。とりそぼろ×料理人……路地裏の料理店「ひとくちや」にあつまる人たちを、心まであたためる8つのしあわせレシピ。しあわせの笑みがこぼれるフルカラーコミック。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

最初、お試し版を読んでごちゃごちゃしてるし、値段の割に薄いからやめようと思ったんだけれど、どうにもひっかかって買いました。
連作集の醍醐味、1話の主人公がぶつかった相手が2話目のヒロインで、そのヒロインに片想いしている青年が3話目でという風に同じシーンを違う角度で再現して、次の話にいれこんでいるという好きなタイプ。息切れしたのか、途中からそれは無くなったけど。
数ページのちょっとしたエピソードに見開きで簡単イラストレシピとおまけ4コマ。
さらに話の幕間のイラストに、幸せそうにご飯を食べる少女に見とれる少年を連続して描く。
漫画もイラスト風になっており、ゆったりしている。
とにかく濃い。
もちろんフルカラー。
これはこの厚みでないと胸焼けおこすなぁという濃さ。
また、帯も「もたいまさこさん」ってとこが振るっている。さらに「推薦」「爆笑」とかではなく「微笑」っていうところがなんともこの漫画にあっているのだ。
作者だけではなく企画編集デザイナーすべてがいい仕事しているという感じ。
もろサブカル向け(もたいまさこだし…)って感じだけれど、そうでない人もぜひ読むべき。

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2015年03月28日

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