【感想・ネタバレ】トヨタ 仕事の基本大全のレビュー

あらすじ

『トヨタの●●』シリーズ! 今回はトヨタメソッドをすべてまとめた1冊。改善、5S、問題解決からリーダーシップ、マネジメントまで「ビジネスマンが一生使える本」です。
【目次】
CHAPTER1 トヨタが大事にしている「仕事哲学」
01 一人ひとりが「リーダー」になる
02 「2つ上の目線」で見る ほか
CHAPTER2 トヨタの仕事の基本中の基本「5S」
12 ムダを宝に変える
13 整理・整頓は仕事そのもの ほか
CHAPTER3 すべての仕事のベースとなるトヨタの「改善力」
29 仕事=作業+改善
30 改善のネタは「現場」に落ちている ほか
CHAPTER4 どんな環境でも勝ち続けるトヨタの「問題解決力」
44 「あるべき姿」と「現状」のギャップを知る
45 問題には「発生型」と「設定型」がある ほか
CHAPTER5 一人でも部下をもったら発揮したいトヨタの「上司力」
59 自分の「分身」をつくる
60 「人望」を集める仕事をする ほか
CHAPTER6 生産性が倍になるトヨタの「コミュニケーション」
72 ネットワークをつくる
73 部署横断の「場」をつくる ほか
CHAPTER7 すぐに成果が出るトヨタの「実行力」
88 「6割」で動く!
89 巧遅より拙速 ほか

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Posted by ブクログ

ネタバレ

仕事への向き合い方、初心に戻れる本


①2つ上の目線で見る

②誰から給料をもらうかを考える→お客さん

③動くではなく働く

④自分がする仕事の品質は、自分の工程で作り込む

⑤問題がないことが最大の問題→多くの会社では、問題があるのに問題視していないという状態が放置

⑥人を責めずに、仕組みを責める。

⑦1か月以上使わなければ捨てる

⑧仕事=作業+改善

⑨自分の仕事を見える化する

⑩標準を決める→標準は、改善していくもの

⑪問題を発見する8つの視点
 ・悩み事
 ・4M:Man、Machine、Material、Method
 ・上位方針との比較
 ・後工程への迷惑
 ・基準との比較
 ・標準との比較
 ・過去との比較
 ・他部署との比較

⑫問題の大小のロジックツリー:小問題の解決が大問題の解決につながる

⑬問題を感覚でとらえず、なぜを5回繰り返す

⑭成果を発表する場を作る

⑮自分の分身を作る

⑯人材育成とは、価値観の伝承にあり、ものの見方を伝えること。もし伝えなければ、部下は判断や行動の拠り所を見出せないし、個人の能力や裁量に依存した組織になる

⑰失敗の責任を負いながら、逃げ道を作る。

⑱抵抗勢力には責任を与える

⑲6割で動く

⑳成果は横展する

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2017年09月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

トヨタの現場の改善力のポイントが集約された本。
製造業の運営管理的な視点もあり、他のビジネス書とは違う、生産性向上のための参考になる点が多かった。何度も読み直したい本。

印象に残った言葉
10.人を責めずに、しくみを責める
15.書類は10秒以内に取り出す
22.ものの「住所」を決める
24.使う頻度で置き場所を決める
39.自分の仕事を「視える化」する
…仕事だけでなく、家庭内の整理整頓、役割分担にも役立てられそう。
47.問題解決の8ステップ(明確化→把握→目標設定→真因(なぜ×5回、事実ベースで)→対策計画→実施→効果確認→定着)
72.ネットワークを作る
79.資料は「読ませず」に、「見させる」
…上司に相談するときに意識したいと思った。
81.抵抗勢力には責任を与える

0
2022年06月05日

Posted by ブクログ

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トヨタ 仕事の基本大全 (中経出版) 2015/2/23

人を責めるな、しくみを責めろ
2018年7月19日記述

OJTソリューションズによる本。
2015年2月23日第1刷発行。

基本大全と銘打って、これまでの既刊本の内容を総ざらいしたものになっている。
全て初めてではなくても、知らない部分はどこだろう?と思って読むと効果があると思う。

本書を読んで印象に残った部分、大切だと思えた部分を列挙してみると

現地現物を見ないと判断を誤る
問題が無いことが最大の問題
もっと~出来ないか?を口癖にする
今の仕事のやり方がベストではないと常に疑問をもつこと
人を責めずに、しくみを責めろ
5Sはキレイにすることでは無く、整理整頓された状態にする
整理・・いるものといらないものを分け、いらないものを捨てる
整頓・・必要なものを必要な時に必要なだけ取り出せる状態にすること
書類は10秒以内に取り出す
捨てる基準を持つ
先入れ先出し(古いものを残さない)
他人でも分かるように定位置を決める
清掃道具は視える化してすぐ取り出せる、すぐ掃除できるようにする
(ロッカーの奥など取り出しにくい場所では掃除をするのが億劫になる)
仕事=作業+改善

7つの無駄
1つくり過ぎの無駄
2手待ちの無駄
3運搬の無駄
4加工そのものの無駄
5在庫の無駄
6動作の無駄
7不良をつくる無駄

ヒヤリハットは隠さない 横展する
標準は現場でより良いものへと進化していく
失敗はノートに記録しておく
仕事は人が探してくれるものではなく、自分で見つけるべきものだ(豊田佐吉)

問題解決の8ステップ
1問題を明確にする(重要度、緊急度、拡大傾向などの視点から選ぶ)
2現状を把握する
3目標を設定する
4真因を考え抜く(なぜなぜ5回で突き止める)
5対策計画を立てる
6対策を実施する
7効果を確認する
8成果を定着させる

*問題テーマを設定する時は、問題ありき、対策ありきになっていないかチェック
数字で解決する問題を選ぶ

問題を発見する8つの視点
1悩み事、困りごと
2 4Mの視点から見る
人(Man)機械(Machine)材料(Material)方法(Method)
3上位方針との比較
4後工程への迷惑
5基準との比較
6標準との比較
7過去との比較
8他部署との比較

自分の分身をつくる
指示を出すのではなく育てるのが仕事
人望を集める仕事をする
(部下の面倒を見て、仕事の面白みを伝え、常に自分が率先垂範し、背中を見せる)
最初から答えを教えない
部下が自分で考えた事、決めた事を守らせる
(やらされ仕事からの脱却)
教えただけでは不十分 
やってみせ、やらせてみて、フォローする
相手が納得するまで説明する
仕事の全体像をイメージさせること
自社の手がけた製品がお客様の現場でどう使われているか
No1は人事異動で外に出す
(No1を出すとNo2が伸びる)

求心力リーダー
これをやれという指示を受けてばかりで部下が自分の頭で考えなくなってしまう

遠心力リーダー
部下が自ら問題や解決策を見つけ出せるようにマネジメントしていく
メンバーの中心で偉そうにしていては、部下の気持ちは見えません

レクリエーション活動で他部署、横のつながりをつくり、大企業病を防ぐ

ほうきを持って現場を歩く
落ちている部品ひとつで部下に質問し改善する。
対話を重ねることで職場を変えていく
部下と対話する機会をつくる(関心を持って対話する)

褒める時は仕事ぶりを褒める
褒めるだけでなく方向性を示す

資料は読ませずに、見させる
長い文章をだらだらと並べるのではなく、グラフやイラストを使って読みやすい文章にする

抵抗勢力には責任を与える
(チームで役割や責任を与える、当事者になると反対ばかりしてはいられなくなる)

ミスの報告にはありがとう
(「報告してくれてありがとう」と握手しながらお礼を言ったり)

ここに無駄がある。だからこうしなさい

こうすると楽になる 
という言い方をしてあげると納得して行動に移してくれる

6割いいと思ったらすぐやる
巧遅(こうち)より拙速(せっそく)
小さなことでいいから一歩を踏み出す
目標に抽象的な言葉は使わない 数値で表現する

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2022年01月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本書の内容は日本の製造現場で働く人にとってはどれも「基本のキ」といえる。製造業の教育教材だもんね。でもそれを組織的に徹底する度合いが問題である。
徹底には「標準の解像度」と「組織への浸透度」がある。

例えば「3M(ムリ・ムダ・ムラ)」に着目して、その中のムダを省くには「7つのムダ(加工、在庫、不良・手直し、手待ち、作りすぎ、動作、運搬のムダ)」があり、さらにこのひとつひとつにムダの発見方法、排除方法が標準化されている。標準化とは「if-then planning」と言える。こうすることで「カラーバス効果」が働いて「経路依存性の罠」で見えにくくなりがちな現場からムダを検知し、切り出し、排除する。また標準化とマニュアル化も似て非なるものだ。標準化された作業工程は常にカイゼンの対象に晒されている。

こうしてひとりひとりの主体性を引き出す仕組みが解像度高く配置れてて組織の哲学が磨かれ続ける。トヨタの製造現場に足を踏み入れたことがないので実際は知らないがここでの「空気を読め!」は「カイゼンせよ!」と同義ではなかろうか。空気は常に淀みもするから、フレッシュさを維持させなくてはいけない。僕のできることはこういう本を時々読むことから。

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2023年11月15日

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