【感想・ネタバレ】未踏峰(上)のレビュー

あらすじ

大学生活最後の夏。雪吹は恋塚ら三人の親友と八ヶ岳へ登った。そこで四人の女子大生と出会い、財閥令嬢の純子と恋に落ちた。しかしその愛は、御曹司・北上の出現で砕け散った……。女子大生の一人だった京子は、ホステスとなり愛人を得たが、何者かが彼を殺害。奇しくも事件を追いかけるのは、警官となった恋塚で!? 八人の前に立ちはだかる、人生の輝き、挫折、苦悩を、渾身の筆致で描く力作長編!

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未踏峰(上)

本書前編は、八ケ岳で知り合った若者たち、男女各4人ペアのおりなす出来事が語られる。

雪吹晋平
中里秀樹
恋塚良行
印東浩

面川純子
市毛京子
真野美紀
牧村梨枝子

雪吹と純子は恋に落ちるが、純子の家柄から叶わぬ恋となってしまう。純子は、北上財閥の御曹司、北上栄二と政略結婚に追い込まれてしまい、辛い日々を過ごすことに。

京子は銀座のクラブでアルバイト中に、岡林に囲われの身となり、優雅な生活にハマっていく。

恋塚は父親と同じ職業である警察官になり、ふとしたきっかけで、新宿署の牛尾と懇意になる。

本書前編で事件は起きない、前編の九割は事件のプロローグと言えるが、最後に事件は起きた。牛尾と恋塚が手弁当で捜査を開始する。彼らが訪れた最初の聞き込み先は、何と恋塚が八ケ岳で知り合っていた京子のマンションだった。岡林が自殺? 不信を抱く、牛尾、恋塚、そして京子だった。

後編へ続く。

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2025年04月27日

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