【感想・ネタバレ】若い読者のための日本近代史 私が読んできた本のレビュー

あらすじ

昭和史の第一人者は、いかなる本を読んできたのか?本書は、近現代史研究の第一人者が、日露戦争から戦中・戦後に至るまでの歴史を深く理解する上で名作22篇を厳選し、作品を読み解きしつつ、歴史の実相に迫ったもの。特に読みどころは、司馬遼太郎著『坂の上の雲』に関する80ページの論考。「こんな読み方があったのか」「こんな歴史があったのか」と読書の面白さを味わうとともに、知られざる歴史を知ることができる。近現代史の語り部として読者の絶大な信頼を得ているその史眼は、いかなる読書歴から培われたのか。本書には、著者独自の「本の読み方」に触れる楽しみもある。一冊でいくつもの味わいがある、まさに読書ガイドの「決定版」である。

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Posted by ブクログ

「本に解説など要らぬッ」をモットーとしている半藤さんが、浮世の義理から敢えて書いた、色んな本の解説を集めたブックガイド。とりあえず、大岡昇平と吉村昭の著作は、今後読んでみることに私の中で決定したゾ。

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2018年01月08日

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