【感想・ネタバレ】世界一やさしい「思考法」の本 「考える2人」の物語のレビュー

あらすじ

ビジネス書としてヒットした『世界一シンプルな「戦略」の本』の著者が書き下ろす第二弾!「戦略思考」「論理思考」「分析思考」「クリティカル・シンキング」などのすぐに使える、様々な思考法のエッセンスをこの一冊で!物語形式になっており、読み進めていくうちに自然に「考えるコツ」が身につく。内容例を挙げると、「クリティカル・シンキング」とは「決めるべきことは何か」を考えること、「分析思考」とは「分けて比べ、そこから意味を見出す」こと、「論理思考」は「結論は何か?その理由は何か」を考えること、等々思考法や戦略論の名前を漠然と知っていても、実際のビジネスの現場でどのように使いこなすのか、また使うとどのような成果をもたらすのか知らない人も多いのではないのだろうか?マーケティング部を舞台にした新商品の販売戦略と主人公二人の恋を描いた物語からも目が離せない!ビジネスパーソンは、必読の一冊!

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新人でも分かりやすい内容

クリティカルシンキングの課題が会社で出され、難しかったのでこちらの本を読んでみました。


設定がマーケティング初めての新人とトレーナーの先輩社員が分かりやすい言葉で説明しながら成長させ、プレゼン成功に向けて頑張るストーリーです。

経済で使う用語のついて噛み砕いて説明し、章ごととでもまとめが書かれてます。

クリティカルシンキングとは何か❓というより、それのついて具体的に何をすべきかを一つ一つ丁寧に説明してくれます。

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2020年09月22日

Posted by ブクログ

物語に乗せて、世にある「考え方」の要約を説明してくれる本。
「そんな言葉知ってるよ」と思う方でも、読んでみるとより良い切り口を示してくれたり、本質を短く表す説明、活用例などの発見があると思います。
物語の方もとても好きです。作中で主人公たちが出した戦略は「なるほど」と唸りましたし(自分も考えながら読んでいたので)、エンディングを含めてこんな関係性で働きたいなと素直に感じました。
幸せとは、という視点も良かった。

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2019年06月13日

Posted by ブクログ

直感はいままでの経験や知識がないと育まれないからそのためにいま本読んだりいろんな経験をしようとしてる!
本読むことの理由がまた新しくできた!

結論としてはなにが言いたいのか?
その理由は何か?

手段の目的化はだめ(会議を開くこと)
より上位の目的のための手段とする(解決策を考えるための会議)

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2019年03月07日

Posted by ブクログ

<特記事項>
・栄養ドリンクについて「疲労回復」とは言えない。
・大西鐡之助の言葉。コーチという役割の人間に最も必要な資質は何かと問われて、「それは、そこにいる人を愛する能力だ。そしてそれは天性の能力だ。ない人間にはない」
・戦略的とは、目的と手段を峻別して、決めた理由をしっかり言えること。
・分析とは、分けて、考えること。なぜ、将来なにがおこりそうかを考える。
・STPを確定し、それから4Pへ。
・ラダリング。商品の具体的な特徴→ベネフィット→価値観へ。

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2011年07月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

考え始めると、頭がグッチャグチャになってしまう方にオススメ。
物語形式だから、読みやすいし分かりやすい。

メモ。
・まず、「決めるべきことは何か?」と考えてみる。考えることの目的は、決めること。「何を」にあたる部分が分からなくなってしまうから、人は混乱してしまうわけです。
・まずは、「目的」を確認する。その際には、本当にその「目的」が正しいのか、他にはないのか、と疑問を持って検証する。そして、次に、その「目的」の達成のために「決めるべきこと」をリストアップする。その後に、それらの「決めるべきこと」を優先順位などをつけて整理する。
・「決めるべきこと」を書く時は、「疑問文」の形にしておいた方が、結論に至るスピードが速くなります。
・戦略=目的+手段。
・「そもそも、戦略目的はなんなのか?」そして「それに対する手段はなんなのか?」という構造(順番)で考えることや、「本来は『手段』であった事柄が、いつの間にか『絶対的な目的』にすり替わっていないか?」とチェックすることが、「戦略思考」におけるポイント。
・戦略的=目的が的確に選択されていること。すべての手段が、その目的に向かって集中していること。それらが選択された理由が明快に説明できること。
・分析とは、「分けて、比べること」。そして、「変化」と「差異」を発見すること。さらに、その「変化・差異」が、なぜ起こったか、原因を考えること。さらに、その「変化・差異」が、何の兆候なのか、考えること。
・このチョコは『誰を幸せにできるんだろう』って観点で、考えてみよう。
・商品の特徴が、人々のどのような『価値観』を満たすことができるか。
・論理思考のエッセンスは、「要するに、結論は何か?」「その理由は何か?」の2つの問い。
・論理=主張+根拠。
・「根拠」については、「ひとりよがりな根拠」になったり、「論理の飛躍」が無いように気をつける必要がある。
・「分析」においてより重要なのは、実は、「分けて、比べた」後の、「意味」を探ることです。
・過剰に分析をしすぎると、かえって、混乱することがある(アナリシス・パラリシス)。
・ほどほどの分析で、「仮の結論」を出し、その後に、検証のための分析を行う
・「よい仮説」の条件は、
1.「目的に対する手段」(または「問題点の原因」)として説明できること。
2.「もっともらしい根拠」があること。
3.今後、調査などによって検証できること。
・「網羅的で完璧な分析」は求めない。
・ビジネスのコミュニケーションにおいては、「伝えること」「理解してもらうこと」は、目的ではなく手段。目的は、「意思決定」あるいは「行動」してもらうこと。そのために最も大切なことは、そもそも「自分の主張・結論自体が、明快であること」です。その「主張・結論」によって、最終的に、相手に「何を意思決定してもらいたいのか」「どんな行動をしてもらいたいのか」を、クリアにしておきます。
・「主張・結論」←「理由」←「データ・事実」

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2011年05月16日

Posted by ブクログ

戦略思考の基本的な内容だと思います。
物語となっていますが、重すぎずシンプルな内容で読み易いです。
思考法に偏りすぎず、物語としても違和感なく心地よく読ませて頂きました。

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2022年10月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

考え方のコツとして、以下を、チョコレート販売の戦略設定を、ストーリに、若い新米マーケッターの成長ととともに、展開していく内容。思考法に対して、知識が既にあるヒトの方が、見直しになって良いと思った。

①クリティカル・シンキング
②戦略思考
③論理思考
④分析思考
⑤直感思考
⑥仮説思考
⑦考えるを、伝える

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2021年07月29日

Posted by ブクログ

マーケティング部に異動した主人公とそのメンター二人を中心としたストーリー内で、彼らが新商品を売るためにいくつかの「考えるコツ」を習得していくのを通して読者も「思考法」を学べる一冊。

本書で紹介される「思考法」は下記7つ。

(1)クリティカル・シンキング…考える目的=主張を決めること
(2)戦略思考…戦略=目的+手段
(3)論理思考…論理=主張+根拠
(4)分析思考…ある対象を何らかの基準で分け、違いと意味を発見
(5)直感思考…直感的発想=直感でアイデアを得る、直感的判断=直感で認識・評価・決断をする
(6)仮説思考…手持ちの材料で予測できる仮の結論
(7)考えを伝えるコミュニケーション…主張・結論とその論拠を示して伝えるのは手段、意志決定を願うのが目的

思っていた以上にストーリー部分のクオリティが高いので、面白く最後まで読み切れます。
それぞれの思考法の深堀りは本書内で紹介されている参考文献をあたればよく、あくまで本書はビジネスで活かせる思考法を学ぶ入り口としてはかなりベストに近い選択肢であるとおもう。

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2020年04月06日

Posted by ブクログ

思考法ってなに?どうやって物事を考えるといいの?
など、「考え方」について、物語形式で学べる本。
物語としてもおもしろいので、論理的思考に触れてみたい方には最適。

自分は大学時代に学んだ学問としての知識はこういうところで役に立つんだって、考えさせられました。

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2011年11月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

各思考法について細かく説明されているわけではないけれど、物語になっているため、どんな場面でどのように考えればよいかがイメージしやすく、理解しやすかった。

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■クリティカル・シンキング
・「考える」とは、具体的には、「自分の主張・意見を決める」こと。
・「目的の達成」のため「決めるべきこと」をツリー図にする。
・まずは「目的」を確認する。その際には、本当にその「目的」が正しいのか、他にはないのか、と疑問を持って検証する。そして、次に、その「目的」の達成のために「決めるべきこと」をリストアップする。その後に、それらの
「決めるべきこと」を優先順位などをつけて整理する。
・複数の「決めるべきこと」を
①図にして、見ながら考える
②疑問文にしてから考える
のが効率よく考えるコツ。

■戦略思考
・戦略=目的+手段
・「戦略的に考える」とは、「その目的は何か」「それを決めた理由は何か」と考えること。
・「戦略的=目的が的確に選択されていること。すべての手段が、その目的に向かって集中していること。それらが選択された理由が明快に説明できること。」
・別の側面からは、「戦略的=大局的・中長期的・論理的であること」

■ロジカル・シンキング
・「要するに、結論は何か」「その理由は何か」の2つの問い。
・論理=主張+根拠

■分析思考
・分析とは、「分けて、比べること」。そして、「変化」と「差異」を発見すること。そして、その「変化・差異」がなぜ起こったのか、何かの兆候なのか、を考えること。

■直感思考
・直感は、日頃の勉強や経験によって得られた知識や実感から生み出される。

■仮説思考
・ほどほどの分析で、「仮の結論」を出し、その後に、検証のための分析を行うこと。それによって、業務のスピードアップを図る。
・よい仮説の条件は、
①「目的に対する手段」(または「問題点の原因」として説明できること)
②「もっともらしい根拠」があること
③今後、調査によって検証できること。

■「考え」を伝えるコミュニケーション
・ビジネスのコミュニケーションにおいては、「伝えること」「理解してもらうこと」は、目的ではなく手段。目的は、「意思決定」あるいは「行動」してもらうこと。そのためには、「主張・結論」→論拠(「理由」+「データ・事実」)の構造で伝える。
・「論理的説得」を踏まえた上で、「情動的説得(感情に訴える説得)」の重要性も、きちんと認識する。

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2011年09月21日

Posted by ブクログ

二人の登場人物を用い物語形式で論理的思考とは何かを簡潔に教えてくれます!ロジカルシンキングの本を読んでも理解できなかった人におすすめです。フレームワークについてはそんなに多くのことは書かれていません。しかし、かなり噛み砕いて分かりやすく説明されています。それに、すぐに実践できるものだけを紹介しているので、ロジカルシンキングの入門者にとってはかなり実用的な一冊だと思います。個人的には、永田豊志の頭がよくなる「図解思考」の技術との併読をおすすめします。

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2011年03月14日

Posted by ブクログ

目的と手段のフレームワークは常に意識して行動するようにしよう。
目的なのか手段なのかがあいまいだったり混同したりしてくると軸がブレて望んだ方向とは違うところへ行ってしまうので要注意。
ストーリー形式だとこういうときにこんな風に考えればいいのかというのがイメージしやすくてわかりやすい。

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2011年01月06日

Posted by ブクログ

物語になってて読みやすかった。作者が電通の人なんで電通ってこんなマーケティングなんかなと思ったり。表紙とかを「もしドラ」みたいにしたらもっとキャッチーだったかな。

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2012年04月10日

Posted by ブクログ

期待していた程ではないかなぁ。
実践で使えるというよりは、知識を付ける感じかな。
でも物語なので、読みやすいしラストは良い感じに締めたね。

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2012年01月02日

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