あらすじ
なぜか毎日生きづらい、仕事も結婚も思うようにいかない…そんな日本の男子、女子。
尾木ママが楽になる生き方を提案します! (以下、本文より抜粋)
ゆとり教育は理念としては少しも間違ってなかったの。日本だけなのよ、「脱ゆとり」で揺り戻しになっているような国は。「ゆとり=悪いこと」でまとめてしまい、批判の中身が何もないんだから。
今、老いも若きも、小さな人間関係で大きくつまずいてしまっているんです。こうしたことは、中学校から高校に入学するころくらいまでに対処法を体得しておくべき話。そのための学校であり、そこにはクラスがあって、部活があって、学校行事があるはずなんだけど、本当に今の日本の教育っておかしなことになっていると思います。
理想というのは、つまり、現実を変えたいという意思のあらわれ。それがどんなに現実とかけ離れていたって構わないじゃないですか。誰もあなたを笑う人なんていないし、「現実を見ていないよね」と馬鹿にするお友達のほうがよほどかわいそうなんです。
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Posted by ブクログ
日本の教育は、国家統治のためという側面が大きいことがわかった。
学校で学ぶことは教科での点数の取り方ではなく、生活力、人間を豊かに見ていく目、人間関係を広げるための心と力などが大切である。
今ある環境に疑いの目を持ち、これからの未来を切り開いていく人になりたいと思える本だった。