【感想・ネタバレ】閉ざされてのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

汀の心があまりにも悲しい。
自分を醜いと思い詰め、父の再婚によりできた家族にはひどい扱いをされる。
ただ1人の味方のはずの兄は遠くにいる。
心を開けると思う相手ができたのに、、、
それがさらなる悲劇をうむなんて、悲しすぎる。
汀の魂に救いがあることを願わずにいられない。

0
2020年09月21日

Posted by ブクログ

函館の西郊で海に臨んで建つ邸宅。
私事ではありますが、最近、函館を旅したので身近で起きたお話・・・と錯覚してしまいそうな感じ。
風景の描写がとても良い。
男と女。
家族。
男。
女。
様々な人間模様のストーリー。
なかなか面白い作品。
'12.12.08読書完了

0
2012年12月18日

Posted by ブクログ

函館に立つ洋館で自分を醜いと言う主人公が語る話です。読んでいると陰々鬱々。感じる空気は灰色。。。
決してキモチの良い話ではないのですが、ストーリーの出来はとても良く、続きが知りたくてたまりませんし、謎が謎をと思いをめぐらせて読み進みます。
ネタバレになりそうなので、この辺で。
文庫本には文庫本用に書かれたあとがきがあり、お得。
しかし、決してゆめゆめ先に読んではなりません。

0
2012年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

耽美な雰囲気で始まったものの、初めからなんだか引っかかる。弁護士との対談で疑惑爆発。どうせ、転換的叙述でしょと思わせておいて、期待を裏切るかと思ったらそのままラストへ失踪。
服部まゆみの「この光と闇」と趣が重なるが、それが秀作だっただけに、本作はうーんてなかんじ。

0
2019年06月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

篠田真由美お得意の耽美な世界観、に酔いたかったんだけどなぁ。。。
トリックには早めに思い当たってしまったし、現実の汀を取り巻く人々がなんというか……騒々しすぎた。
もっとがっつり創り込んで、リアル無視した空気感展開してほしかった。そのぶん、もっとタイトに。

0
2015年07月07日

Posted by ブクログ

 函館の郊外の豪邸に住む家族の物語。つか、悲劇か。
 
 まぁ、いいんだけどね。
 なんか、んん、ってなってたら、やっぱりこういうことかと…。
 
 うーん。
 篠田真由美は、<女性>というものがそこまで嫌いか、とすごく思ってしまった。主人公は、そうじゃないってテイにはなってるけど、結局は自己否定の延長にあることで、それって永遠に報われることがない否定なんじゃないかと思うわけだ。
 ともあれ、これにでてくる<女性>たちが、そろいもそろって酷いです。
 まぁ、男性もロクでもないんだけど。

 ん、結局ろくでもない人間が集っていたって話か。

 ゴシック小説なので、雰囲気で読ませるっていうのは基本だと思うけど、なんかなぁ…。ジョン・ソールの「暗い森の少女」ぐらい迫力があると、ってつい思ってしまった。
 素材は、ちゃんとあるんだから。

0
2012年11月05日

Posted by ブクログ

終盤の展開や開示される出来事が
ほぼすべて事前に想定できていたので
驚きがなかった。予定調和。

それでも読後感の良い作品は沢山ある
けれど、この作品の場合はイマイチ。

あとがきの記述を見ても、作者自身は
叙述トリックを駆使した小説を書いた
つもりっぽいし・・・残念な話かな。

0
2012年09月28日

購入済み

気分がわるくなりました

途中まで読んだところで、あまりの暗い場面に嫌気がさし気分が悪くなりまし。
結局、三分の一ぐらい進んだところで読むのをやめました。
ハッピーエンドがあるなら読み返すかも、、、、

0
2017年11月23日

「小説」ランキング